この日は背番号24のユニフォーム姿で登場。豪快なワインドアップから投じた一球は一塁側に大きくそれ、橋本は悔しそうな表情を見せた。始球式を終え、取材に応じた橋本は「あれだけ練習したのに、めちゃくちゃ左にそれちゃった。反省点しかない投球だった」と照れながらも「思いっきり投げることができた。点数は、どんな球でも全力で投げたので100点をつけたい」と話していた。
背番号24の由来を問われると「（何番にするか）迷って…。今、24歳なので、24番にしようと。あと、小学生のころからジャイアンツが好きなんですけど、高橋由伸選手のファンだった。小さい時のユニフォームは24番ばっかり着ていた。きょう（スタメンマスクの）大城（卓三）選手も24番で、24番同士のバッテリーみたいな感じもあって。きょう、それは知ったんですが、うれしいなと思いました」と明かしていた。
福岡出身だが、幼少期から巨人ファンとして知られている橋本は、2020年は3月20日に予定されていた開幕戦の対DeNA戦で始球式を務めることが決まっていた。しかし、新型コロナウイルスの影響で開幕が延期。始球式も実現しなかった。「コロナ禍で延期になった。再チャレンジできてうれしい。開幕戦の熱量がスゴい。空席もまったくない。（マウンドから見ると）スゴいお客さんの数。感動しながらマウンドを踏ませていただいた」としみじみ口にしていた。
また、試合前にはWBC（ワールド・ベースボール・クラシック）で侍ジャパンの一員として活躍した大勢と「#大勢は塩」ポーズで写真を取るなど選手と交流。大勢からは「あんまり流行ってないポーズ知ってますか？」と“塩ふりポーズ”を求められたという。家族からも“塩ふりポーズ”で写真を取るように勧められていた橋本は「流行ってます。もちろん知ってます」と返したエピソードも明かし、「やることができて光栄です」と笑顔を見せた。侍戦士たちへは「おめでとうございます」と世界一を祝福したことも明かしていた。
最後はジャイアンツに向けて「いちファンとして今季の活躍を期待しています。日本一になる姿を見られたらいいなと思います。選手の皆さんに話を聞いても活気にあふれている。今シーズンに期待できる姿を間近で見させていただいた。私も球場に来たり、ジャイアンツを応援できたら」とエールを送っていた。
橋本環奈さんの始球式、素晴らしかったですね！ショーパン姿もとてもかわいかったです。笑顔も素敵で、大勢との“塩ふり”ポーズも見ているこちらまで楽しくなってしまいました。
