命にかかわる迂闊な企画?「水ダウ」のクロちゃん宙吊りドッキリが炎上!

 5月8日の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)では半年分の細かい“説”を一気に検証する恒例企画「みんなの説SP」を放送。

バイきんぐ・小峠英二がセレクトした「クロちゃん、寝ている間に天井に吊るされて目覚めた瞬間ベッドの自分を見下ろす構図になってたら、死んだかと思う説」が話題となっている。

安田大サーカスのクロちゃんがターゲットとなる同企画では、事前にクロちゃんの寝室にある全ての荷物を撤収し、これらをTBSの特設スタジオに移動。

実際の寝室を完全再現した部屋を準備し、ベッドにクロちゃんそっくりのマスクを被ったエキストラを寝かせた。

さらに事務所の後輩であるワンワンニャンニャン・菊地優志の「ニセ誕生会」を飲食店で行い、段取り良くクロちゃんを泥酔させたのだった。

「熟睡しているクロちゃんをスタッフがTBSまで搬送し、起きた時に『幽体離脱している』と勘違いさせるためにスタジオのクレーンで宙吊りさせていました。目を覚ましたクロちゃんは『(自分は)死んだの!?』と絶叫し、検証としては成功。さらに真下で寝ているエキストラに向かって嘔吐し、スタジオでも大ウケの企画となりました」(テレビ関係者)

SNSでも大反響を呼んだ今回の宙吊りドッキリだが、このテレビ関係者は「命にかかわる迂闊な企画」だと厳しく指摘する。

「泥酔した人間をうつ伏せで宙吊りにすると、血流が圧迫されて脳梗塞を発症しかねないのは誰でも想像がつく話。実際、吊るされた際のクロちゃんの顔はパンパンにむくんでいました。真下のエキストラに嘔吐したこともウケていましたが、これも“食らった側”のウイルス感染のリスクを考えると安易に笑えない。安全管理の観点から非常に問題がある放送でしたね」(前出・テレビ関係者)

いかにも「水ダウ」らしい企画ではあったが…。

(塚原真弓)

アサジョ

(出典 news.nicovideo.jp)

この種のドッキリ企画は、参加者の精神的および肉体的健康に対して重大なリスクをもたらす可能性があります。特に、クロちゃんを泥酔させた上で宙吊りにし、幽体離脱を装うというのは、非常に無責任で危険です。泥酔状態での体の取り扱いは、本人にとって予測不能な肉体的リスクを伴うため、極めて不適切です。

また、視聴者がドッキリの様子を笑いのネタとして楽しむ一方で、その実態は一人の人間が極度のストレスと恐怖を感じている状況を娯楽として提供している点に問題があります。これは、社会的な倫理観からも逸脱していると言えるでしょう。その上、嘔吐した内容が他の人に触れることは、衛生的な観点から見ても非常に問題がある行為です。

さらに、このような企画は関係者全員の安全を保障するための配慮が不足していることを示しています。安全管理の観点から見ても、この企画は放送に値しないものであり、放送局としての社会的責任を問われるべきです。

総じて、エンターテインメントとしての価値を追求することは理解できますが、それが参加者の健康や尊厳を脅かすものであれば、その限界をしっかりと見極め、適切な判断を下すべきです。今回の企画は、その点で大きな誤算があったと言えるでしょう。

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