「戦場のメリークリスマス」共演の坂本龍一さんの急逝に、北野武がショックを受ける

時代を象徴する二人が、一緒に作り上げた名作があることは素晴らしいことです。今は坂本さんを偲んで、その作品を再度観てみたいと思うばかりです。
 俳優で映画監督の北野武さんが4月3日に公式サイトを更新。ハラ・ゲンゴ軍曹役で出演した映画「戦場のメリークリスマス」(1983年公開)で共演した坂本龍一さんの死を悼みました。

【画像】小室哲哉さん、布袋寅泰さんら著名人による追悼投稿まとめ

坂本さんは2021年に直腸がんが発見され、2022年6月にはがんがステージ4であることを公表。複数の手術を受け治療に励んでいましたが、2023年3月28日に帰らぬ人となりました。

1983年に公開された「戦場のメリークリスマス」で坂本さんは音楽を担当しており、英国アカデミー賞作曲賞を日本人として初めて受賞。また、メインキャラクターのうちの1人であるヨノイ大尉としても出演し、北野さんと共演しました。

北野さんは盟友である坂本さんの訃報を受け、「ただただショックで残念で仕方がなく言葉もありません」と悲しみをあらわに。「『戦場のメリークリスマス』の大島渚監督が亡くなってデビッド・ボウイが亡くなって、坂本龍一さんが亡くなって仲間がみんないなくなってしまい」と大島渚監督や共演したデビッド・ボウイ(2016年逝去)に続き坂本さんまでも鬼籍に入ってしまったことで「『戦場のメリークリスマス』は俺だけになってしまいました」と寂しそうにつづっています。

坂本さんの訃報には北野さんの他にも多くの著名人が言葉を寄せており、ミュージシャンの小室哲哉さんは「教授へ あなたに憧れていた」「夢を見せてくれました」と感謝の言葉を手書きでInstagramに投稿。布袋寅泰さんは生前の坂本さんとの2ショットを投稿しながら、「いつも寛大なお言葉をかけていただきました。本当にありがとうございました」と天国にメッセージしています。

北野武さん(画像は関連記事から)

(出典 news.nicovideo.jp)

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