京都・保津川下り舟転覆で船員1人死亡、船員1人行方不明。警察が原因究明へ捜査開始

保津川の下りは、美しい景色を楽しみながら行うことができる人気の観光コースです。この事故が起こったことで、観光客の安全性について心配される方も多いかもしれませんね。今後、安全対策の見直しも重要だと思います。

 京都府亀岡市と嵐山にかけての川を下る「保津川下り」の船が座礁し、転覆した。

【映像】転覆した「保津川下り」の船

 警察によると、乗っていた29人のうち、船頭の男性が死亡し、別の船員1人が行方不明となっている。乗船客25人とほかの2人の船員は無事だという。船員の1人が舵の取り方を誤った可能性がある。

 午前11時半ごろ、京都府亀岡市の保津川で、川下りの船が転覆したと通報があった。川下りを運営する「保津川遊船企業組合」によると、船は定員30人で、外国人観光客を含む大人22人、子ども3人と、船頭、それに船員3人のあわせて29人が乗り、午前10時半すぎに出航後、15分ほど下った流れの激しい地点で座礁した後に転覆したという。

 警察によると、51歳の船頭の男性が心肺停止の状態で搬送され、病院で死亡が確認された。また、別の40歳の船員が川に投げ出されて流されたとみられ、行方不明だ。

 警察や消防によると、乗船客については全員安全が確認され、またほかの船員2人も組合は「意識はあり、無事だ」としている。

 組合は、座礁当時の川の状況を「水量は通常の範囲で、風は強くなく、運航に問題ないと判断した」と説明。船頭ら4人は、いずれもベテランだったという。

 船員の1人が舵の取り方を誤り、空振りしたことでうまく方向転換できず、岩に衝突した可能性があり、警察は事件化も視野に捜査する方針だ。(ANNニュース)

船頭の51歳男性が死亡、船員1人が行方不明 舵取り誤り衝突か 警察は事件化も視野に捜査 「保津川下り」の舟転覆 京都

(出典 news.nicovideo.jp)

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事