なぜ?公衆電話はなんであんなに”でかい”のか? NTTが語る“納得の理由”
 電話はもちろん、ネットもゲームもカメラも幅広く機能をカバーするスマートフォン。それに対して、公衆電話は電話しか機能がないにもかかわらず、いまだにスマートフォンの何十倍もの大きさです。一体、なぜ小型化されないのか? その理由について、公衆電話を管理するNTTに話を聞きました。

【動画】意外と知らない緊急時の公衆電話の使い方

●「公衆電話には何が入ってるのか」という疑問

「持ち歩けない。音楽も聴けん、YouTubeも映らん、ネットも繋がらん、LINEもSNSもできん。電話しかできん。なのにこのサイズって。何が入っとるんキミ」――先日、公衆電話について、こんな厳しめなコメントを添えたツイートが話題になりました。Twitterユーザーの陽介さんによる投稿です。

Twitterでは、この投稿に対し「無くて困る事があっても、有って困る事は少ないバイプレイヤー的存在」「災害時に通話が優先されたり、チケット取る時も優先だったし、家族に聞かれずに通話できるってとても有り難がった」と公衆電話の有用性を唱える声が寄せられました。また、中には「みんながこの電話で誰かに伝えた言葉や想いを貯めています いつか解放されて人々に優しい気持ちが降り注ぎますように」といったステキな考えをする人も。

実際のところ、技術が発展した現代において、公衆電話はなぜ小型されないのでしょうか。公衆電話を管理するNTTに、その理由について聞いてみました。

●「現在の機能をもたせたまま、小型化するのは一定の限界がある」

まず、公衆電話の構造について尋ねると、NTTからは次のような回答が。

「主に、硬貨を投入してご利用いただいた際の硬貨を収納するスペースや、テレホンカードを用いてご利用いただく際に、テレホンカードを読み取って、利用に応じて利用度数を減じて返却するための機能が内蔵されています」

公衆電話があれほどの大きさであるわけは、これらの機能を内蔵するためなのだと言います。編集部が公衆電話の小型化が可能か聞くと、NTTは「現在の機能をもたせたまま、小型化するのは一定の限界があると想定されます」と回答。

スマホに比べてかなり大型に思える公衆電話ですが、その理由はスマホとは異なる用途であるがゆえに機能上の制約があるためでした。ツイートへの反応では、この他にも「公共施設はある程度の大きさがないといけない」や「そう簡単には動かないぐらいには重くしないと、昭和の頃とて、盗難されたり、あの頃流行していた不良の子に破壊されたり、災害時に飛んだりしてしまう」など、機能面以外からもさまざまな考察がなされています。

公衆電話(イメージ画像)

(出典 news.nicovideo.jp)

公衆電話は通話サービスを提供するシステムの一形態であり、公共性が高いサービスとして存在している。公衆電話の言葉の意味が示す範囲は、電話機端末だけでなく、サービスも含めたものであることが多い。

基本的には誰でも利用の都度料金を支払えば使用可能であるが、場所により制約が伴うこともある。管理者がそれを決定することになるが、機械的故障による制約はこの限りはないと思われている

10キロバイト (1,538 語) - 2022年9月30日 (金) 11:37
もう利用する場面はなくなったし、利用している人を見ることもなくなった。
auの通信障害があったが、そんなときにしか利用しないよね。

𠮷川晃司

<このニュースへのネットの反応>

中にクソデカコインメックが入っている。高さはでかいにしても、薄くはなれそうなもんですけどね

レジの機械みたいなもんか

昔仕事で公衆電話持ち上げた事あるけどアレどちゃくそ重いんだ。下手すると腰いわすレベルで。頑丈なんだろうなって。

盗難防止の意味もあるんじゃないか

カードの書き込み器は多少サイズがあろうね。 電話ボックスに置く物だからそもそも小さくするメリットが無い。

受話器があってパっと見で電話とわかるのが大事なのかも

持ち歩くスマホとは違うんだから小型化に金をかける意味がない

ネットは繋がるんじゃないか 端末持ち込んでやるやつたまにwifi飛ばす個体もあるし

遠くからでもそれと分かる視認性の面もあるかな?

NTTが公衆電話の中身まで作ってるわけじゃないだろうから、内部機械を小型軽量化させる業者もいないんじゃなかろうか。公共サービスであってお金を稼げる事業でもないだろうし。

これから公衆電話増やしましょうってこともないだろうし、コストかけて新型作るメリットもないだろう。

硬貨の機構の小型化が難しいからだろ。ICカード専用公衆電話は硬貨が使えない代わりに、少しばかり小さかったよ。機械的機構は最適化までは出来ても、ある程度まで進むと小型化すら難しくなる。

昔からあの形で見慣れてるから、大きい事に疑問を抱いた事なんて無いな

公衆電話でYoutube見れないと何か困ることでもあるの?

小さくするのに研究費がかかるので20円にします。って言われたら誰も使わなくなっちゃうだろ。

小さいと盗むヤツも出てくるだろうしな。

でかくて頑丈なら別にええやん

テレホンカードってまだあったのか・・・

災害時に便利というのであればもう少し電話ボックス置いておくべきだと思うが、維持費がかかるんだろうなと思いながら見ている。

「硬貨もテレホンカードも使えなくして電子マネーのみ対応にします」なら、それこそスマホサイズくらいまで小型化することも不可能では無いだろうけど、そうすると災害時等でも利用できるって強みが皆無になるからな。携帯電話・スマホが普及した現在における公衆電話の役割を考えたら今の形が最適ってことよ。

「持ち歩けない」←持ち歩く必要が無い。「音楽も聴けん、YouTubeも映らん」←娯楽に使える必要が無い。「ネットも繋がらん」←ネット通信対応の公衆電話もかつてあったけど、時代の流れと需要減で無くなった。「LINEもSNSもできん」←個々の機器で利用するサービスであって公共の機器でやるものではない。まあ、ネタだと思うが、ガチで言ってたらヤバいな。

電話する以外の機能がないのに公衆電話はなぜこんなにでかいのかって問うてるだけで、諸々の機能を追加しろとは書かれてないぞ

ちっちゃくすると、ソニータイマーがもれなく内蔵されちゃうからね。

小さくすると便利!っていうのは単なる思い込みなのか。いやあまりにも当たり前に考えていた自分がちょっとショックだった。

奥行きを薄くする意味はあるかもしれんが、高さや幅を小型化する意味は見出せんな。グレーの公衆電話ならネットはつながるんだがこいつは緑だからなあww

技術的な面もそうだがそもそも、緊急時とか一目でそれとわかるべきものなんだから小型化する意味がない。

大勢の不特定多数が使う"業務用"は、個人用家庭用よりも遥かな頑強さが必要なんだ。民生品を有象無象が使う業務に転用しちゃうと、あっという間にブッ壊れる。

緊急時でも利用できる機能が入っている、基本的に業務用は耐久性も重要視されるので落として壊れるものじゃ困るんだがそう言う事も理解できないのかな? このツイ主は。

(イメージ画像)って、そのまま写真じゃねえかw まあ、緑とか端子させるグレーとか色んなタイプがあったけど

緑の公衆電話は信頼度が高い業務用の機械だ。プロな機械は大きくて重いが簡単には故障しない。

日本くらいなものよ、滅多に『野外設置型金庫』が人目につく所で破壊され、洗い浚い持ち去られないのは… 公衆電話機や自動販売機っていうんですけどもね、野外設置型金庫の正体ってw

ネタツイートにマジになっちゃってどうすんの

盗まれないようにスマホ型を置く 薄型料金機を置くか もしくはICカードリーダーで支払い 料金を払った値段分スマホ型が動かせる 後者の場合スマホ型のみ置くだけでいいじゃん *なのか NTTはさ(´∀`)クスクス

公衆電話が赤から緑に変わった時、やっかいなことが発生した。それは100V電源がないとカードが使えないということ。そのためしばらくの間「この電話機はカードが使えません」表示があったりしたな。

公衆電話にWifiステーションの役割持たせてもいいかもしれん

もう少し小さい(というか低い)機種をスーパーで見かけた事あるんですがそれわ

災害とかの時にはとても助かる設備だが そうでもない限りはあまり使われないとも言えるからな  そういうものが「無駄」と判断されて減らされるのは珍しくもない

昔作られたからでしょうの一言で片付く。はい解散。

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