佐久間宣行Pが語る松本人志の“ダメなところ”に対する真意とは?

【モデルプレス=2024/03/10】テレビプロデューサーの佐久間宣行氏が、9日放送のフジテレビ系バラエティ番組『久保みねヒャダこじらせナイト』(隔週土曜不定期※この日は深夜26時45分~)に出演。ダウンタウンの松本人志に送った言葉の真意を明かした。

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◆佐久間宣行氏、松本人志に送った言葉の真意明かす

同局系バラエティ番組『まつもtoなかい』に出演した際、松本からの「僕のダメなところってどこですかね?」という質問に、「ブレーンが必要」と回答した佐久間氏。その真意について聞かれると、まず松本のいいところについて「あの人の作る企画ってシンプルだけど長続きする」「仕組みを作るのがめちゃくちゃ上手い」とコメント。その一方、映画や芸術を作る際には「歴史に対する教養。多少そこがいる」と話し、「(松本には)それがなくて0から1で毎回やってる」「クリエイティブだけでやってるな」と感じていたのだそう。

そのため、「イマジナリーの部分、映画とかそういうものを世に出す時のブレーンがいないんじゃないか」ということを松本に話したと真意を明かした。

◆佐久間宣行氏「ゴッドタン」終了危機を語る

この話を受け、MCのコラムニスト・能町みね子氏が「『久保みねヒャダ』のダメなところなんですか?」と尋ねると、佐久間氏は「ダメなところはあまりない。経済圏がちゃんと成立してる番組ってほぼないから」と口に。ただ、出演者と番組のパワーバランスがあり、「今ちょうどお互い見合ってる状態。そういう時って急に終わったりする」「この半年くらいその危険性は常にはらんでる」と分析した。

その感覚は、自身がプロデューサー・演出を務めるテレビ東京系バラエティ番組『ゴッドタン』(毎週土曜深夜25時50分~)でも経験したという。コロナルールが厳しく半年以上何にもできない時期があり、演者の士気が下がり、深夜番組ということからスタッフもギャラが安いため「楽しくなかったらやる意味なくね?」という空気が流れたと告白。佐久間氏は「その空気だと終わっちゃうよ」と思っていたところ、「1個か2個とてつもなく面白い収録があって、また気持ちが戻ったりしてる感じ」と番組終了危機を語る場面もあった。(modelpress編集部)

情報:フジテレビ

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松本人志、佐久間宣行プロデューサー(C)モデルプレス

(出典 news.nicovideo.jp)

佐久間宣行氏が松本人志さんに「ブレーンが必要」とコメントした真意を明かしたエピソードは、テレビ業界の裏側にあるクリエイティブなプロセスへの洞察を提供します。佐久間氏が松本さんの企画力を高く評価しつつも、映画や芸術作品を作る際には歴史や教養が必要という見解は、クリエイターとしての深みと多面性を追求する重要性を示唆しています。このやり取りからは、成功したクリエイターであっても、常に学び成長することの価値が伝わってきます。

また、佐久間氏が『ゴッドタン』の終了危機について語った部分は、テレビ番組制作が直面する現実的な課題を浮き彫りにします。コロナルールによる制約や、深夜番組特有の低予算環境がスタッフや演者のモチベーションにどのように影響するかが具体的に示されています。しかし、面白い収録が番組チームの士気を回復させる力を持っていることも明らかにし、クリエイティブな仕事の困難さとやりがいの両面を示しています。

佐久間氏のコメントは、テレビ業界におけるクリエイティブな挑戦と、それを支える人々の情熱と努力を浮き彫りにするものです。これらのエピソードは、視聴者にとっては見えにくい業界の内側の動きを理解する貴重な機会を提供し、テレビ番組が単なるエンターテインメント以上の価値を持っていることを再認識させます。

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