「せやねん!」ロケスタッフ重傷事件に関し、ディレクターが虚偽報告していたことが発覚
毎日放送の山中真アナ(47歳)が、3月9日に放送されたバラエティ番組「せやねん!」(毎日放送)に出演。番組のロケでスタッフが重傷を負った事故について謝罪した。

この日、冒頭に登場した山中アナは「『せやねん!』の時間になりましたが、ここで番組からお詫びとご報告があります」と切り出し、「先月、和歌山県で行われた船のロケで、撮影スタッフが腰の骨を折る重傷を負いました。事故の原因など海上保安庁が調べる過程で、使用した船が有効な船舶検査証書を持っていなかったことが分かりました。また、事故直後の海上保安庁の聞き取りに対し、担当ディレクターの社員が乗船人数を偽り、1人少なく報告していました。ケガをされた方とご家族、関係各位に心よりおわび申し上げます」と、事故が起きたこと、事故後の聴取で虚偽の申告をしていたことを説明し、山中アナは頭を下げて謝罪。

そして「視聴者の皆様の信頼を失わないよう、今後はより安全に配慮した番組作りを行って参ります」と語った。

(出典 news.nicovideo.jp)

この事件は、テレビ業界における安全管理の甘さと、事後対応の不手際を露呈しています。毎日放送のバラエティ番組「せやねん!」のロケ中に発生したスタッフの重傷事故と、その後の虚偽報告は、単に個別のミスを超えた問題を提示しています。テレビ局としての基本的な安全対策の欠如、そして事故発生後の誠実さに欠ける対応は、視聴者の信頼を深刻に損なうものです。

まず、有効な船舶検査証書を持たない船を使用したこと自体が、基本的な安全管理の不備を示しています。テレビ局がロケを行う際には、使用する機材や乗り物の安全性を徹底的に確認することが求められます。このような基本的な安全対策を怠った結果、スタッフが重傷を負う事故が発生しました。

さらに、事故発生後の海上保安庁への虚偽報告は、危機管理の不手際をさらに際立たせます。事故の真相を明らかにし、再発防止に努めるべき局の責任者が、事実を歪曲する行為に及んだことは許されるべきではありません。このような行動は、テレビ局としての倫理観と社会的責任を問うものであり、深刻な信頼の損失を招きます。

山中アナによる謝罪と、今後の安全配慮を約束する声明は、事態の重大さを認識している一歩ではありますが、根本的な問題解決には至っていません。テレビ局は、安全管理体制の徹底強化と、事故発生時の適切な対応プロトコルの確立、そして何よりも透明性と誠実さを持って視聴者と向き合うことが求められます。この事件を契機に、テレビ業界全体が安全管理と倫理観の再評価を行い、視聴者の信頼を回復するための具体的な行動を起こす必要があります。

<このニュースへのネットの反応>

社用が出張って謝罪せなあかんレベルの重大な問題やないけ

大丈夫、信頼は失われないよ!昨今のテレビ制作会社のコンプラ意識見ていれば信頼なんて最初から無いんだから。

プロデューサー本人が出てくるわけでなく、社長が会見するわけでもなく、アナが謝って終了。そりゃ改善されない。の割に他には会見しろしろ言う。

昔、『安全降下器具の実演』と言って朝ワイドショーの生放送中に、「固定不十分だった器具ごと」高所から落下して重傷負わされた女性リポーターが居たし(遠い目

うせやねん!

マスゴミは嘘つき

撮影スタッフの一人が腰の骨を折る重傷を負い、撮影に使用した船が有効な船舶検査証書を持ってないことが判明。さらに、担当ディレクターの社員が乗船人数を偽って報告していたことも発覚……これ、アナウンサーの謝罪だけで済む問題じゃないだろ。

ちゃうねん!

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事