約3年前には和解していたはず?謝罪ドッキリでの“ヤラセ”問題とは

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《大崎のことはどうでもいいです!どうかどうかただただ、僕が損してませんように!! #水曜日のダウンタウン》

7月10日、Xでこう投稿したのは今年3月の『R-1グランプリ2024』(カンテレ・フジテレビ系)で優勝したお笑い芸人・街裏ぴんく(39)だ。

街裏はこの日放送されたバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の企画「昔、不義理をした人に謝る系のロケ 少し売れたことで先方も大目に見てくれると思ったら大間違い説」に登場。仕掛人として、お笑いコンビ「ちゃんぴおんず」の日本一おもしろい大崎(34)をドッキリにかけた。

大崎にとって街裏は先輩にあたるが、10年前に地下ライブで一緒になる機会が多かったそうで、「戦友であり師弟」のような関係だったという。しかし、過去に大崎がライブの打ち合わせをすっぽかし、街裏からブチギレられて「もうお前とは一生舞台に立たない。このライブも来なくていい」と、“クビ”宣告されてしまったのだとか。

それ以来、謝る機会を失って現在に至るという大崎。一方、街裏もドッキリ前のインタビューで「いつまで謝らんねん。来いやこいつってずっと思ってはいた」と、未だに大崎を許していないことを明かしていた。

そして、いよいよ二人が対面し、大崎が「あの時は本当にすみませんでした」と謝ると、街裏は「まずさ、この10年ぐらいあるやん? なんで謝りに来えへんかったん、直接」と、大崎を問い詰めた。続けて、「番組の枠内で謝りたいって言われても、全然響かんな正直。真剣やと思われへんな」と、謝罪を拒絶。さらに、椅子を蹴り飛ばすなど、怒りを露わにした。

その後、スタッフから引き離された大崎はロケバスに戻って一人になったところで、「チッ! めんどくせえ。ヤバい人やな、マジで。昔のことやろ。ヤクザやでホンマ」と街裏への暴言を吐き、スタジオのメンバーを驚かせていた。

最終的にネタばらしがあり、二人が和解したところで企画は終了。街裏の迫真の“キレ芸”と、大崎の“クズっぷり”が大きな話題を呼んだが、実はある疑惑が――。遡ること、約3年前の21年12月13日、街裏はXでこう投稿しているのだ。

《お騒がせ!ミネルヴァLIVEのご来場、ご視聴ありがとうございました!僕が怒って疎遠になってた樽錦の大崎と久々舞台上で話せて和解!大崎は今もおもろい生き方してて今も変わらずクソでした!》

「樽錦」とは「ちゃんぴおんず」に改名する前のコンビ名だ。この投稿によれば、街裏はこのとき下北沢の劇場「シアターミネルヴァ」で行われたライブで大崎と共演し、すでに「和解」していたようだ。さらに当時、大崎はこの投稿を引用し、次のようにコメントしている。

《昨日はありがとうございました!あの時のぴんくさんのおかげでクソのまま生きようと覚悟を決めれました!また宜しくお願いします!!》

これに対し、街裏が《また次一緒した時もよろしくねー!》と返信し、大崎も《宜しくお願いします》と答えている。番組では、街裏は大崎が10年間謝りに来なかったと語っていただけに、この投稿を見たXユーザーからは驚きの声があがっている。

《街裏ぴんくとちゃんぴおんずの大崎 もう約3年前には和解してるやん!》
《大崎はわざとクズを演じて、街裏は怖い人を演じた、と?》
《謝る人がおらんからって、3年前に和解してる街裏ぴんくを選ぶとは…ヤラセになってもうたやん》

(出典 news.nicovideo.jp)

この記事では、お笑い芸人の街裏ぴんくが、バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』で行われたドッキリ企画において、過去に対立していた大崎との再会と和解を描いています。しかし、実際には二人が約3年前にすでに和解していたことが発覚し、視聴者からは驚きの声が上がっています。以下のポイントに注目してコメントします。

1. 番組の演出と事実の違い

番組では、街裏ぴんくと大崎の和解が初めてであるかのように描かれましたが、実際には約3年前に既に和解していたことが明らかになりました。これにより、番組の演出が視聴者を欺く形となり、信頼性に疑問が生じています。バラエティ番組において演出は重要ですが、事実との乖離が大きい場合は、視聴者からの信頼を損なう可能性があります。

2. お笑い芸人としてのプロフェッショナリズム

街裏ぴんくと大崎の双方が、番組のために役割を演じたことは、お笑い芸人としてのプロフェッショナリズムの一環とも言えます。視聴者を楽しませるために、二人が過去の対立を再現し、和解する様子を演じたことは、番組のエンターテイメント性を高めました。しかし、その一方で、視聴者に誤解を与える可能性があるため、今後の番組制作においては、事実とフィクションのバランスを考慮することが重要です。

3. 視聴者の反応とSNSの影響

SNS上で視聴者が過去の投稿を発見し、番組の演出に対して驚きや批判の声を上げたことは、現代のメディア環境において重要な側面です。視聴者はSNSを通じて情報を迅速に共有し、意見を発信することができるため、番組制作側はその影響を考慮する必要があります。透明性を保ち、視聴者との信頼関係を築くことが求められます。

4. バラエティ番組の役割と限界

『水曜日のダウンタウン』のようなバラエティ番組は、視聴者に笑いとエンターテイメントを提供することが主な目的です。しかし、その過程で事実を曲げたり、誤解を招くような演出を行うことは、番組の信頼性に悪影響を及ぼす可能性があります。バラエティ番組としての創造性を保ちながらも、視聴者を欺かない範囲での演出が求められます。

総括

今回のエピソードは、お笑い芸人のプロフェッショナリズムとバラエティ番組の演出の限界を浮き彫りにしました。視聴者に楽しんでもらうことが最優先である一方で、事実とのバランスを保つことが重要です。今後の番組制作においては、透明性と信頼性を保つ努力が求められるでしょう。

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