長谷川豊氏がフジテレビ幹部で唯一“残ったほうが良い”とあげた人物 「一番まとも」の声も

フジテレビ

元フジテレビアナウンサーでプロデューサー、経営者の長谷川豊氏が5日、公式Xを更新。フジテレビの幹部のなかで「残ったほうが良い」人物について言及した。

「残った方が良いんだけどな…」

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きょう5日、フジテレビとフジ・メディア・ホールディングスの取締役副会長を務める遠藤龍之介氏が、日本民間放送連盟(民放連)の会長を辞任する意向を表明したことが報じられた。

報道によると、遠藤氏は「フジテレビの出演タレントと女性に関する一連の事案により、私が民放連会長を続けることは適切ではないと考えている」として、次期会長に職務を引き継げるようになった段階で会長職を退く考えを示しているという。

長谷川氏は、Xでこのニュース記事を引用すると「(龍之介さんだけは残った方が良いんだけどな…)」とつづった。

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遠藤周作の長男

遠藤氏は『沈黙』などで知られる作家・遠藤周作の長男で、大学卒業後の1981年にフジテレビに入社。ディレクターや編成部長などを経て、2019年にフジテレビの社長に就任した。

2021年6月に社長を退任し、同局とフジ・メディア・ホールディングスの副会長に就任。2022年6月より民放連の会長に就任し、2024年6月から2期目を務めていた。

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「優しそう」の声も

遠藤氏が社長在任中の2019年8月には『ダウンタウンなう』に出演。山﨑夕貴アナウンサーが「上の世代のお給料がうらやましい」と訴えると、遠藤氏が「そんなに上ももらってない」と応じ、山﨑アナが「嘘ばっかり!」とツッコむ一幕も。

今回の問題で、SNSではこのやり取りが改めて注目され、遠藤さんは優しそう 人相に出てる」「これだけ部下が言えるっていうことは、そんなに悪い会社ではないかも?」といった声もみられた。

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会見時の“踏み込んだ発言”が話題に

また、フジテレビが先月27日に行った会見に出席した際には、幹部のなかで唯一、中居氏と相手女性との認識の違いについて踏み込んだ発言をして話題となっていた。

なお、遠藤氏はこの会見の翌日には、第三者委員会の報告書が提出される3月末をめどに副会長を辞任する意向を明かしている。

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「正直な感じ」「一番まとも」の声

遠藤氏について言及した長谷川氏のポストに、ユーザーからも「記者会見を見る限り出来る方なんだと思いました」「この人は、正直な感じがしたよね」「本当の事話せる役員、この人だけですよね。この間の会見とかインタビュー見てよくわかりました」といった声が。

さらに、「一番まともな幹部でしたね」「ハセさんがそこまで言うのなら、さぞ立派な方なのでしょうね」「お人柄は伝わってきましたね」「この方の話し方は、誰も嫌な思いをしない話し方だと思います」といったコメントも見受けられた。

長谷川豊氏がフジテレビ幹部で唯一“残ったほうが良い”とあげた人物 「一番まとも」の声も

(出典 news.nicovideo.jp)

𠮷川晃司のコメント

この記事を読むと、フジテレビがいかに組織として機能不全に陥っているかが浮き彫りになります。遠藤龍之介氏が「一番まともな幹部」と評価されていること自体、フジテレビの問題の深刻さを物語っています。つまり、彼以外の幹部は信用に値しないということでしょう。

また、「優しそう」「正直な感じ」といった評価が目立ちますが、そもそも組織のトップに求められるのは「優しさ」ではなく、組織を適切に運営し、問題が起きないように管理する能力です。今回の一連の問題が発生した時点で、フジテレビのガバナンスが機能していなかったことは明白であり、その責任の一端は遠藤氏にもあるはずです。

さらに、会見で「踏み込んだ発言をした」ことが評価されているようですが、本当に評価すべきは、そもそもこうした問題が発生しないように事前に対策を講じることではないでしょうか? 事後対応だけで評価されるというのは、フジテレビの危機管理能力の欠如を象徴しているように感じます。

結局のところ、フジテレビは長年にわたり視聴率の低迷や不祥事が続き、組織全体の信頼が地に落ちています。今回の件も氷山の一角に過ぎず、抜本的な改革なしには、この体質は変わらないでしょう。

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