松本人志が提訴!「週刊文春」に対する抗議文を発表

【モデルプレス=2024/07/13】性加害疑惑を報じた「週刊文春」の発行元・文藝春秋社を提訴し、裁判に注力するとして芸能活動休止中のダウンタウン・松本人志が7月12日、自身のX(旧Twitter)を更新。読売テレビ・日本テレビ系情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」(毎週月曜~金曜午後1時55分~)に対する抗議文を発表した。

【写真】松本人志「ミヤネ屋」への抗議文公開

◆松本人志「ミヤネ屋」に抗議文

松本は、代理人弁護士である田代政弘氏、栗原正晴氏、桶谷侑平氏の名義で11日に放送された「情報ライブ ミヤネ屋」にて、不適切で事実と反する内容の報道があったとし、抗議文を発表。同日のみならず「今日に至るまでの『情報ライブミヤネ屋』における報道内容が、松本氏の名誉権の侵害を助長する内容であることに疑いを差し挟む余地はなく、貴局に対し、強く抗議を申し入れます」と伝えた。

現在松本と係争中の「文藝春秋」が発行する複数の媒体で記事を執筆しており、コメンテーターとして出演していたおおたわ史絵氏に対して、「株式会社文藝春秋と明確な利害関係のある者をコメンテーターとして起用し、本件についてのコメントを促すこと自体、公平性を欠いた編成であると断ずるほかございません」と訴え。また、女性週刊誌の元編集長とX氏とのやり取りの録音が残っているといい、それは記事に依るものだと発言した西山耕平氏へも「こうした一連のやりとりの録音が存在する旨は、『週刊文春』7月18日号において一切掲載されておらず、一般視聴者に誤解を与えかねない報道内容については、番組内で速やかに訂正していただくよう、申し入れを行います」と事実と反することを報告した。

最後に改めて「これまでの放送内容を踏まえ、当職らは、松本氏を代理し、放送倫理・番組向上機構(放送人権委員会)に対し、放送による人権侵害を申し立てる準備を進めておりますので、今後、偏向報道と受け取られる可能性のある内容や事実に反する内容を一切、報道することがないよう、適切に対処されたく申し入れます」と抗議している。

松本を巡っては、2023年12月27日発売の「週刊文春」が性加害疑惑を報じたことをきっかけに、裁判に注力するとして2024年1月8日に活動休止を発表。同月22日には「週刊文春」の発行元・文藝春秋社に対し、名誉毀損に基づく損害賠償請求、訂正記事による名誉回復請求を求め提訴していた。(modelpress編集部)

◆全文

弁護士田代政弘
弁護士栗原正晴
弁護士桶谷侑平

抗議文

冠省

当職らは、松本人志氏(以下「松本氏」といいます。)の代理人として、貴局が和6年7月11日に放送した「情報ライブミヤネ屋」において、当職らが受任している損害賠償等請求事件にかかる報道につき、不適切な偏向報道及び事実に反する内容の報道があったことを確認いたしました。

同日の報道内容のみならず、今日に至るまでの「情報ライブミヤネ屋」における報道内容が、松本氏の名誉権の侵害を助長する内容であることに疑いを差し挟む余地はなく、貴局に対し、強く抗議を申し入れます。

なお、令和6年7月11日の放送について言及すると、特に、コメンテーターとして出演しているおおたわ史絵氏は、手元の原稿を確認しつつ、「ありとあらゆる手を使って、とにかく『A子さん』に諦めさせようとしているという図式だけは、はっきり私にもわかっている感じですかね」と前記事件において松本氏と係争中の株式会社文藝春秋に肩入れした発言をしていますが、おおたわ史絵氏は、株式会社文藝春秋が発行、配信する多数の媒体に掲載されている記事等の執筆者であり、このように、株式会社文藝春秋と明確な利害関係のある者をコメンテーターとして起用し、本件についてのコメントを促すこと自体、公平性を欠いた編成であると断ずるほかございません。

また、「大手出版社に在籍する女性週刊誌の元編集長」とX氏とのやり取りにつき、西山耕平氏が、「そうか、録音があるんですよね。今だったらね」と発言した後、澤口実歩氏が、「それ、あくまでも記事に依りますと」と発言し、西山耕平氏が、「依るとということですよね」と発言しました。こうした一連のやり取りを受けた一般視聴者は、当該元編集長とX氏とのやり取りについて録音が存在する旨が記事に掲載されているものと誤解しかねず、実際に当職らに対して、当該編集長とX氏との一連のやり取りの録音が存在するのであれば、X氏に対する金銭の支払いの提案があったことは否定できないのではないかとの問い合わせが寄せられております。

しかしながら、こうした一連のやりとりの録音が存在する旨は、「週刊文春」7月18日号において一切掲載されておらず、一般視聴者に誤解を与えかねない報道内容については、番組内で速やかに訂正していただくよう、申し入れを行います。

令和6年7月11日の放送内容のみならず、これまでの放送内容を踏まえ、当職らは、松本氏を代理し、放送倫理・番組向上機構(放送人権委員会)に対し、放送による人権侵害を申し立てる準備を進めておりますので、今後、偏向報道と受け取られる可能性のある内容や事実に反する内容を一切、報道することがないよう、適切に対処されたく申し入れます。

草々

【Not Sponsored 記事】

松本人志(C)モデルプレス

(出典 news.nicovideo.jp)

この記事は、ダウンタウンの松本人志氏が性加害疑惑を報じた「週刊文春」の発行元である文藝春秋社を提訴し、現在は芸能活動を休止しているという内容です。松本氏は自身のX(旧Twitter)で、読売テレビ・日本テレビ系の情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」に対する抗議文を発表しました。その内容について以下の観点からコメントします。

1. 松本氏の立場と行動

松本氏は性加害疑惑報道を受けて、名誉毀損に基づく損害賠償請求と訂正記事による名誉回復を求めて文藝春秋社を提訴しています。さらに、報道の公平性と事実関係について疑問を呈し、「情報ライブ ミヤネ屋」に対しても抗議文を提出しました。彼の行動は、自身の名誉を守るための法的措置とメディアに対する厳格な監視の姿勢を示しています。

2. 「情報ライブ ミヤネ屋」に対する抗議

松本氏の代理人弁護士は、「情報ライブ ミヤネ屋」における報道が不適切であり、事実と反する内容が含まれていると指摘しました。特に、文藝春秋と利害関係のあるコメンテーターが出演し、松本氏に不利な発言を行ったことについて公平性を欠いていると主張しています。また、録音が存在しない内容について誤解を与える報道があったことも指摘しています。これらの点について番組に対して訂正を求めると共に、放送倫理・番組向上機構に人権侵害の申し立てを行う準備を進めていると述べています。

3. メディアの責任と報道の公平性

この事例は、メディアの報道における公平性と責任の重要性を強調しています。特に、重大な疑惑に関する報道では、事実確認と公平な視点が求められます。報道機関が特定の立場や利害関係に偏った報道を行うことは、公平な情報提供を妨げる可能性があり、視聴者に誤解を与えるリスクがあります。メディアは、視聴者に対して正確でバランスの取れた情報を提供する責任があります。

4. 今後の展開と影響

松本氏が提訴した裁判や今回の抗議文の提出は、今後のメディア報道や法的手続きに影響を与える可能性があります。特に、報道機関がどのように対応するかは注目されるでしょう。松本氏のケースは、芸能界や一般社会において、名誉やプライバシーの保護とメディアの報道の自由とのバランスを考えるきっかけとなるかもしれません。

総括

松本氏の行動は、自身の名誉を守るための正当な手段であり、メディアの報道の在り方について重要な問いを投げかけています。メディアは、公平性と正確性を重んじ、視聴者に対して信頼性の高い情報を提供する責任を再確認する必要があります。また、視聴者も報道の内容を批判的に受け止め、事実確認を重視する姿勢が求められます。

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