フジ、旧ジャニーズ4番組終了!Hey! Say! JUMPが新たな深夜番組に
フジテレビは4日、東京・台場の同局本社で4月改編説明会を開催。土曜午前に放送されていた旧ジャニーズ事務所所属タレントMCの3番組を終了させることを発表した。

現在土曜午前には、Hey! Say! JUMPの『いただきハイジャンプ』(10:25~)、TOKIOの『トキタビ』(10:53~)、『KinKi Kidsのブンブブーン』(11:21~)を編成しているが、これを終了。4月からは、土曜午後帯に放送されてきた『今週のぽかぽか』(10:25~)、『チャンハウス』(11:05~)となる。

Hey! Say! JUMPは4月以降、深夜でメンバー全員が出演する新番組がスタート。『トキタビ』のTOKIOは『ねばぎば!TOKIO』スタートの1997年10月から数えて26年半、『KinKi Kidsのブンブブーン』のKinKi Kidsは『LOVE LOVE あいしてる』スタートの96年10月から数えて27年半、フジのメイン番組の歴史に幕を下ろすことになる。

また、月曜深夜で放送されている『SUPER EIGHTの あとはご自由に』は終了となる。

木曜は、ゴールデン3番組を改編。19時は『木7◎×部』が土曜16時30分~17時に移動して『相葉◎×部』に改題し、13回特番で放送されてきた『ミュージックジェネレーション』(4月11日スタート、MC:さまぁ~ず)がレギュラー化。21時は、『私のバカせまい史』が木曜深夜に移動し、20時から『オドオド×ハラハラ』が移動。20時には、こちらも特番からレギュラー化する『街グルメをマジ探索! かまいまち』(4月18日スタート、MC:かまいたち)を編成する。

このほか、カンテレ制作の火曜21時『アンタッチャブるTV』(カンテレ制作)は、引き続きアンタッチャブルMCで『~あちこち漫遊記~ アンタッチャブルの早速行ってみた。』(仮、4月9日スタート)に刷新。土曜16時~16時30分に、平日夜ニュース番組『Live News α』の週末版『News α プラス』(4月13日スタート、メインキャスター:堤礼実アナ)を放送する。

既報の通り、3月31日からスポーツニュース番組『すぽると!』(毎週土曜24:35~、日曜23:15~)が8年ぶりに復活。月曜24時25分(※関東ローカル)には『MONDAY FOOTBALL みんなのJ』(解説:小野伸二、選手タイトルコール:ジョン カビラ)が4月1日からスタートする。

改編テーマは「一緒に笑えるだけで、しあわせ」。中嶋優一編成部長は「テレビを1人で見る人が大半になっている現代でも、たまには誰かと一緒にテレビを見て、笑顔になって幸せを感じていただきたいという思いを込めています」と狙いを述べ、「“共視聴”No.1のテレビ局を目指します」としている。

REVISIO社の調査による、2人以上が同時に目線を向けた時間の割合(=共視聴率)の数値は、23年4月3日から6月18日の期間で1位『新しいカギ』、2位『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』、3位『逃走中×逃走中グレートコラボSP』、4位『ちびまる子ちゃん』、5位『千鳥の鬼レンチャン』とフジの番組がトップ5を独占しており、この強みを生かしていきたいい考えだ。

画像提供:マイナビニュース

(出典 news.nicovideo.jp)

フジテレビの4月改編に関するこの記事は、テレビ業界における大きな変化を示しています。特に注目すべきは、長年にわたり土曜午前の顔となっていた旧ジャニーズ事務所所属タレントがMCを務める3番組の終了です。これらの番組は、特にファンにとっては週末の楽しみの一つであり、その終了は多くの視聴者に影響を与えることでしょう。しかし、フジテレビはこれを機に、新たな番組編成を通じて視聴者に新鮮なエンターテイメントを提供しようとしています。

Hey! Say! JUMP、TOKIO、KinKi Kidsといった人気グループが長年にわたり担ってきた番組の終了は、彼らのテレビでの存在感を象徴するものであり、新たな深夜の番組や他の時間帯への移動は、これらのアーティストとフジテレビの関係が終わるわけではなく、変化するだけであることを示しています。

改編のもう一つの大きなテーマは「一緒に笑えるだけで、しあわせ」ということで、これは現代社会において非常に重要なメッセージです。テレビを通じて人々が一緒に楽しむ時間を持つことの価値を再認識させ、共視聴を促進することは、コミュニティの絆を強化し、孤独感を減少させる可能性があります。

また、REVISIO社の調査結果が示すように、フジテレビは共視聴率で優位に立っており、この強みを活かしてさらに多くの視聴者を引きつけることができるでしょう。新しい番組編成は、既存の視聴者を維持しつつ、新たな視聴者層を開拓する機会を提供します。

全体として、フジテレビのこの改編は、変化を恐れずに新しい挑戦を続ける姿勢を示しています。これが視聴者にどのように受け入れられるかはまだ未知数ですが、テレビ局が時代の変化に適応しようとする努力は評価に値します。

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