プロスケーターで元フィギュア世界女王の安藤美姫が19日、『ABEMA Prime』に出演。6月に週刊文春が報じた教え子との報道について、初めてコメントをした。以下、全文。
「先日から週刊誌で報道されていることについて、私事になりますが、自分の口で、言葉でお話ししたいと思い、お時間いただきます。
大人、そして指導者としても、自分の配慮の足りない軽率な態度によって、スケート関係者の皆さま、お世話になっていたスポンサーの皆さま、メディア関係の皆さま、一番は自分の家族と携わっていたスケーターの皆さんに対して、本当に心からご迷惑をおかけしたと思っています。本当に申し訳ありませんでした。
記者の方が丁寧にお話を聞きに来てくださいました。写真やタイトルの中で、記事を見てくださった皆さまに誤解されるような行動は今後、本当に慎んでいきたいと思いました。
また、そういった関係性というのはもちろんなく、フィギュアスケーターとして、コーチとして、いろんな選手と携わっていく中で、スケートのことに関しては本当に強い気持ちを貫いてやってきました。そこだけはしっかりとご理解いただけたら、選手に対しての迷惑はかからないと思います。一部報道は事実無根ということだけはしっかりともう一度、記事と同じようにお伝えさせていただきたいなと思います。
関係者の方や、お世話になっているリンクの方々と連絡は取らせていただいて、待っててくれている方々もたくさんいるんですけれども。今は自分の行動にしっかりと反省する時間も大事だと思うので、リンクにはまだ行けていないです。
小さい頃からフィギュアスケートを自分の人生としてやってきたので、今後もフィギュアスケートを通じて出会える皆さんとのご縁を大事にしていきたいと思うので、また氷の上で皆さんにお会いできるように、しっかりと準備もしていきたいなと思います。コーチとしてもしっかりと選手を育てていきたいという思いは変わらないので、そうなれるようにしていきたいなと思います」
(『ABEMA Prime』より)
論評
安藤美姫さんが『ABEMA Prime』で6月に週刊文春に報じられた教え子との報道について初めてコメントした件について論評します。
まず、安藤さんが自らの口で直接コメントを発表したことは、誠実さと責任感を示す行動です。報道に対する彼女の謝罪の中で、自分の配慮の足りない態度が多くの関係者に迷惑をかけたことを深く反省していると述べています。特に、家族や携わっていたスケーターに対して心から謝罪している点は、彼女の誠実な気持ちを感じさせます。
次に、記者との対話を通じて誤解を避けるために今後慎重な行動を取ると誓ったことは、彼女のプロフェッショナルとしての意識の高さを示しています。彼女は一部の報道が事実無根であることを強調し、フィギュアスケートとコーチングに対する強い情熱を持ち続けていることを明言しました。
彼女がリンクに戻る前に自分の行動を反省する時間を大事にしていることも重要です。これは彼女が単に謝罪するだけでなく、自己改善のための具体的な行動を取っていることを示しています。
最後に、フィギュアスケートを通じて出会える皆さんとのご縁を大切にし、コーチとして選手を育てていく意欲を持ち続けていることは、彼女の未来への希望と決意を表しています。彼女の再起を応援したいと思うファンや関係者は多いでしょう。
全体として、安藤さんのコメントは誠実さと責任感に満ちており、今後の彼女の活動に対する期待感を高めるものでした。彼女が再びリンクに戻り、素晴らしい成果を上げることを期待しています。