小6でコンプレックス、高2で整形手術を決断…総額1000万円以上を費やしたインフルエンサーが明かす“初めての美容整形”

小6でコンプレックス、高2で整形手術を決断…総額1000万円以上を費やしたインフルエンサーが明かす“初めての美容整形”

 理想のドールフェイスになるべく、これまでに総額1000万円以上かけて美容整形を重ねて、培ったノウハウをYouTubeやTikTokで発信してきた、顔面課金みこぴちゃん!!さん。

「整形で自分を愛せるようになった」と語る彼女が、高校2年生のときに初めて行った整形手術とは――。著書である『死んでもかわいくなりたい!』扶桑社)から一部を抜粋して紹介する。(全3回の1回目/続きを読む

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二重になることに執着していた思春期

 容姿への執着が大きくなってきた小学6年生の頃、友達の顔を見てなんであの子は目がぱっちりしているのに私は目が細いんだろう、ということが気になり始めました。よく見たところ、目の大きさは一重と二重で違うことにそのとき初めて気づきました。

 アイドルと自分を見比べて何か違う! と思う原因は、私が一重だからじゃないのかと気づき、自分の瞼にコンプレックスを抱くようになりました。それで、中学校に上がって初めてメイクを始めたときにアイプチを使ってみたんです。

 でも、アイプチをしたところで、もともと瞼が分厚いこともあって、アイプチで無理やり瞼をくっつけているのが一目でわかってしまうような状態で……。のりでベタベタになっている瞼はとてもみすぼらしく、アイプチをするうちに瞼の厚い・薄いでも違いが出てくることがわかりました。

 小中は地元の学校に通っていて、中学校ではスクールカーストが明確にありました。私は当時メガネをかけていて内気で……。授業で発表する際にコソコソ笑われたり、通りすがりに聞こえないくらいの声で何かを言われたり。いじめというほどではなかったのですが、そういうことをしてくるのは容姿が整った女の子ばかりで、やっぱり私はかわいくないからこんな思いをするんだ、とコンプレックスに拍車がかかりました。

 それで、偏差値が高めの高校に行けばスクールカーストの問題を解決できると思って、勉強を頑張り偏差値の高い高校に進学しました。そのおかげで高校ではスクールカーストはなく楽しく過ごせていたのですが、やっぱり周りと容姿を比べてしまい、コンプレックスがなくなることはなかったのです。

 中学の頃に嫌なことを言われたりされたりしたことで自分の容姿が嫌になったというところももちろんありましたが、それ以上に自分自身が憧れる姿と自分の顔が大きくかけ離れていて、自分を好きになることができずに劣等感を抱いていたので、周りの環境が変わっても改善することはありませんでした。

 当時はまだ整形をするという考えはなく、寝ている間に二重の癖付けができるアイプチを試してみたり、当時YouTubeで見たタコ糸の両端に輪ゴムを付けて二重のラインを癖付けするという方法を授業中にやっていました。今思うと、授業中にタコ糸で二重の癖付けをしてるなんて、おかしいですよね(笑)。でも、クラスメイトはみんな私が顔のことで悩んでいるのを知っていたということもあり、触れずにいてくれました。

 アイプチをしている子は他にもいたのですが、瞼が薄い子は、アイプチを続けていたら自然と二重のラインができた……という話を聞き、私も「アイプチをしなくても二重になれたらなぁ」と漠然と思うようになっていました。私も整形に踏み出すまではアイプチを使い続けていましたが、もちろん二重になることはありませんでした。

高2で二重埋没法の手術を決断

 寝ている間に使うアイプチやタコ糸での矯正など、ありとあらゆる方法を試しましたが一向に二重になる気配はありませんでした。

 それで、高校2年生の夏に、もうこれは整形しかないと思い、親に頼み込んで二重の埋没手術をしたんです。埋没手術とは、瞼の皮膚の内側に特殊な糸を通して固定することで二重のラインを作る施術です。今でこそ至るところに二重整形の広告を見かけますが、当時、高校生で埋没手術をする子なんて周りにはいませんでした。なので周りに相談することもできず1人でクリニックを調べたり知識をつけたりと必死でした。

 よく整形に否定的な意見を持っている人が、整形する前にメイクやダイエットで努力しろ!といった発言をしているのを見かけますが、整形したいと悩む人のほとんどが最大限の努力をした結果、自分の力ではどうにもならないと思い整形に踏み出していると思います。もちろん私もそうです。整形はズルでもチートでもなく、最大限努力した人の最後の砦だと思っています。

 埋没手術のカウンセリングは、未成年は親同伴じゃないといけなかったので、クリニックに母についてきてもらったのを覚えています。最初は母親も整形なんて……と反対していたものの、私の必死の説得の甲斐もあり、緊張している私よりノリノリの様子でカウンセリングを受けていて、あんなに最初は反対してたのに!となんだか拍子抜けでしたね。

 初めての整形ということもあり手術は怖かったのですが、10~15分で終わりました。施術直後に鏡を見たとき、まだ腫れていて理想の二重幅ではなかったのですが、アイプチをしていないのに二重になっている自分の姿を見て感動して涙が出そうでした。当時はこれで悩みがなくなった!って本気で思っていましたね。明日からアイプチをしなくていいんだと思うと気持ちが軽くなりました。

 友達には埋没手術をしてくるということを事前に伝えていたので、夏休み明けに登校した際はみんないい感じだと褒めてくれたのを覚えています。初めてのダウンタイム(皮膚の状態が落ち着くまでの期間)は不安でしたが、しっかりキレイな二重になってくれて一安心でした。

顔の中心が腫れて「3日間溺れ続けている感覚」総額1000万円以上かけた美容整形女子が語る、大学3年生で体験した壮絶な“ダウンタイム”〉へ続く

(顔面課金みこぴちゃん!!/Webオリジナル(外部転載))

顔面課金みこぴちゃん!!さん 『死んでもかわいくなりたい!』より

(出典 news.nicovideo.jp)

美容整形に関するこの記事は、整形に踏み切る理由やそのプロセスを率直に語っており、現代社会における「美」の価値観や自己肯定感の重要性を浮き彫りにしています。ただし、整形を選択する目的が「自己満足」や「自分を愛せるようになるため」というものであれば、本人の自由であり、他人が否定する理由はないでしょう。

自己責任で自由な選択を

美容整形は、本人の決断と責任で行うものです。外見に対するコンプレックスが大きく、整形を通じて自分を愛することができるのであれば、それはポジティブな変化と言えます。特に「最大限努力しても解決できない問題に直面し、最後の選択肢として整形を選んだ」という彼女の話には、多くの共感が得られる部分もあるでしょう。

動機に目を向けるべき

ただし、もし美容整形の動機が「異性にもてたい」や「他人からよく見られたい」という外的な要因に強く依存している場合、それは一考の余地があるかもしれません。他人の評価に依存する美しさは、得られる満足感が一時的である場合が多いからです。内面的な自己肯定感が伴わないと、次々と新たな不安やコンプレックスが生じる可能性があります。

美容整形が増える社会での考察

現代は、美容整形がより身近になり、SNSを通じて情報が簡単に共有される時代です。それにより、自分の理想に近づくための手段が増えた一方で、社会的な「美しさ」への圧力も強まっています。この記事のように整形に前向きな体験談が広がることは、同じような悩みを抱える人々に勇気を与える反面、「整形こそが解決策」として過度に理想化されるリスクもあります。

整形は「自己満足」と「自己愛」を高める手段の一つですが、その目的が本当に自分のためのものかどうかをしっかり見極めることが重要です。また、整形が自己肯定感を完全に解決するわけではないことを認識し、自分自身の価値を見つめる努力も並行して続けることが大切でしょう。

<このニュースへのネットの反応>

資金は?

金を持て余した親がいるか、そうでなければ後は……

顔にケチをつけられたことないから分からんが、生きる望みを失うらしいね。整形は外見コンプレックスから人を救う

それで幸せならいいんじゃね。パートナーにすら偽り、騙しさえしなければいいと思うよ。どっかの国みてえにな。

努力して技術を身につけるという生き方もあるけどね。

少なくとも当人はそれで精神安定したなら良いんでない? 下手すりゃ子々孫々が整形無間地獄に陥るけどまあ子供作るとも限らんし自由にしたら良いと思う

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