フジ『だれかtoなかい』新年初回は調整中!日テレ『仰天ニュース』は通常放送予定
タレントの中居正広がMCを務めるフジテレビ系『だれかtoなかい』の12日放送予定分が、番組表で「調整中」となっていることが5日までに判明した。
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12日放送回は、卒業したムロツヨシに代わって岡田准一が新たに中居の“相棒”を務める初回の予定だった。同局は、ORICON NEWSの取材に対して、12日の放送番組について「調整中です」としている。
7日には、日本テレビ系で中居が笑福亭鶴瓶とともにMCを務める『ザ!世界仰天ニュース4時間SP』(後7:00)が放送予定。同局は、ORICON NEWSの取材に「現時点で変更の予定はございません。今後も適切に対応してまいります」とのコメントを寄せた。
中居は、一部週刊誌で女性とのトラブルがあり、高額な示談金で解決していたことが報道されている。
それにしても、今回の報道を見て感じるのは、テレビ局側の対応がかなり片手落ちだということです。中居さんに関するトラブル報道が一部週刊誌で大きく取り上げられているにも関わらず、主要なテレビ局がこれに触れようとしないのは、視聴者からすると非常に違和感を覚えます。
特に、ジャニー喜多川氏の問題が世間で大きな議論を呼び、メディアや芸能界全体が透明性と倫理観を問われている中で、テレビ局が依然としてこうした報道をスルーする態度は、全く反省が感じられません。このような体制では、視聴者との信頼関係を築くどころか、逆に失墜させるだけではないでしょうか。
中居さん自身の出演継続に驚きはありますが、それ以上に驚くのは、テレビ局が問題に正面から向き合わず、あくまで「調整中」や「変更の予定なし」といった曖昧なコメントで済ませている点です。これは、ジャニー喜多川氏の問題を受けて「徹底的に改善を図る」と言っていた姿勢とは真逆の対応であり、ただのポーズだったのかと勘ぐらざるを得ません。
メディアが自らの信頼を取り戻すには、こうした問題をしっかり報じ、公平な議論の場を提供することが必要です。中居さんの出演を続けるのなら、その背景や報道への対応についても視聴者に説明する責任があるはずです。それを怠れば、結局は同じことの繰り返しになり、芸能界全体の体質改善も進まないでしょう。