楳図かずおさんの訃報に中川翔子が深い喪失感を表明—仕事を続ける“きっかけ”となったその存在とは?
タレント・中川翔子が5日、公式Xを更新。同日に訃報が伝えられた漫画家・楳図かずおさんを追悼している。
■ホラー漫画の第一人者
楳図さんは1955年に漫画家デビューし、『赤んぼう少女』『おろち』などの作品でホラー漫画の第一人者に。
さらに『漂流教室』『わたしは真悟』などのSF作品や、『まことちゃん』などのギャグ作品でも知られたが、きょう5日、10月28日に死去していたことが報じられた。88歳だった。
関連記事:店で友人がした行為に絶句した… 1割の人がやる「信じられない寿司の食べ方」
■2年前の対面が最後に
父で俳優、ミュージシャンの故・中川勝彦さんの影響で、楳図さんの大ファンだった中川は、訃報を受けてXを更新。
「大好きな大尊敬する本当の神様、楳図かずお先生、もうお会いできないなんて信じられないです」と衝撃を受けた様子でポスト。
2022年に開催された「楳図かずお大美術展」での2ショットを添え、「2年前のこの時がお会いできた最後になってしまいました。とても純粋で優しくてあたたかくて、あまりにも大きな存在です」と記した。
関連記事:『めざまし』中継に映り込んでいたのは… 目撃情報に本人「よく見つけたな!」
■「先生のおかげで今があります」
中川自身も絵が得意で漫画を連載したこともあり、「楳図かずお先生の美しくて怖い漫画があったから、絵を描く事が大好きになりました。楳図かずお先生があの日、またね! と声をかけてくださったから、私はあの時仕事をやめなかった」と振り返る。
さらに、「翔子という名前の文字も、大好きな漂流教室の翔ちゃんからいただきました。わたしの人生は楳図かずお先生のおかげで今があります」と感謝を述べた。
関連記事:橋本環奈と中川大志のデート報道、キス後に“とった行動”にファン悶絶 「ドラマでしか見たことない」
■「喪失感でいっぱい」追悼
改めて、「純粋な少年のような心と、緻密で唯一無二の絵とイマジネーション、楳図かずお先生の紡ぎ出す世界に救われた人が世界中に居ます。素晴らしい作品と人柄に、心から感謝しています」と楳図さんを追悼。
「喪失感でいっぱいです。またお会いすることがいつも私の夢でした。素晴らしい作品たちは永遠に、これからもたくさんの人たちに届き続けます。楳図かずお先生、永遠に大好きです」と結んでいる。
関連記事:水卜麻美アナ、中村倫也と結婚から1年の変化 「家庭を持って性格が…」関係者が告白
■中川が楳図さんを追悼
大好きな大尊敬する本当の神様
楳図かずお先生
もうお会いできないなんて信じられないです
2年前のこの時がお会いできた最後になってしまいました
とても純粋で優しくてあたたかくて
あまりにも大きな存在です楳図かずお先生の美しくて怖い漫画があったから
絵を描く事が大好きになりました… pic.twitter.com/HEZp2vQIpJ— 🍉中川翔子🍉🐈⬛ (@shoko55mmts) November 5, 2024
楳図かずおさんの訃報に接して、深い悲しみと喪失感を表した中川翔子さんの追悼コメントは、彼女にとって楳図さんがいかに特別な存在だったかを強く感じさせます。彼の作品に触れることで芸術への愛を育み、自らも創作活動に励むきっかけを得たエピソードは、楳図さんの影響の大きさを物語っています。
楳図さんの美しくも恐ろしい世界は、単なる恐怖ではなく、読者の心に深く響くメッセージを持っていました。そして中川さんの人生においても、その作品たちが背中を押してくれたことは、彼女の心の中で特別な存在として生き続けるでしょう。彼女の感謝と敬意は、楳図さんが残した文化的遺産を私たちも忘れずに受け継いでいくことの大切さを改めて教えてくれます。
楳図かずお先生の作品は永遠に愛され、これからも多くの人の心に届き続けることでしょう。彼の創り出した世界に救われた人がいるという言葉は、まさにその通りで、楳図さんの影響力は計り知れません。彼のご冥福を心よりお祈りいたします。