「愛媛・高知で震度6弱」地震発生!家具の転倒で負傷者が続出
【写真・画像】【熊本地震から8年】地震による負傷の3~5割は家具類の転倒など 今すぐ始める対策、「室内の備え」チェックリスト 1枚目

気象庁によると、午後11時14分ごろ、四国地方を震源地とする大きな地震があった。愛媛県と高知県で最大震度6弱を観測、このほか広い地域で揺れを観測している。震源地は愛媛県宇和島市沖で、深さはおよそ50キロ。地震の規模を示すマグニチュードは、6.4と推定されている。この地震による津波の心配はないということだ。

  1. 震源地と震源の深さ: 地震の震源地は愛媛県宇和島市沖で、震源の深さは約50キロメートルです。震源の深さが比較的浅いため、地表における揺れが強く感じられたと考えられます。
  2. マグニチュードと震度: 地震のマグニチュードは6.4と推定されています。これは中規模から大規模な地震に分類され、相当なエネルギーが放出されたことを意味します。愛媛県と高知県では最大震度6弱を観測しました。震度6弱は日本の震度階級で「非常に強い揺れ」とされており、人が立っていることが困難になり、家具が移動する可能性があるほどの強さです。
  3. 津波の有無: 今回の地震による津波の発生は報告されていません。震源の性質や地震の動きが津波を引き起こす条件を満たしていないため、津波の警報は出されていないとのことです。
  4. 広範囲での揺れ: 愛媛県と高知県だけでなく、四国地方を中心に広い地域で地震の揺れが観測されました。これにより、多くの地域で住民が不安を感じ、夜中にもかかわらず安全を確認するために行動する人が多かったとされています。
  5. 対策と注意: 地震が発生した際には、まずは自身の安全を確保することが重要です。震度が高い地震の場合、余震が発生する可能性もあるため、余震に対する警戒も必要です。非常用品の準備や避難経路の確認を行い、地震発生時の行動計画を家族などと共有しておくことが勧められます。

この地震が示すように、地震活動は予測が難しく、突然大きな揺れが発生することもあります。そのため、日ごろからの準備と正しい知識の習得が、災害時のリスク軽減につながります。

【映像】愛媛・高知で震度6弱 地震の最新情報

地震発生時、負傷者の30~50%は家具類の転倒や落下、移動によるもの。部屋に物を置かないことが最大の防御になるが、下敷きにならないように家具類を配置し、転倒防止対策等を行えば、よりリスクを低くすることもできる。今すぐ始められる室内の備えについて、『ABEMA NEWS』でまとめた。

●室内の備え

・なるべく部屋に物を置かない
生活空間に家具類を多く置かないようにする。緊急地震速報を聞いたとき、すぐに物を置いていない空間に避難する。

・避難経路確保のレイアウト
部屋の出入り口・廊下に家具類を置かないように、据え付けの戸棚に収納。引き出しの飛び出しに注意し、置く方向を考える。

・火災などの二次災害を防ぐ
家具類がストーブに転倒・落下・移動すると、火災を引き起こす危険も。発火のおそれがある家具・家電も、転倒・落下・移動防止対策が必須。

●転倒・落下・移動防止器具

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・L字金具(下向き取り付け)
家具と壁を木ネジ、ボルトで固定。スライド式、上向き、下向き取り付け式があり、下向き取り付けが最も強度が高い。

・粘着シート(マット式)
粘着性のゲル状で、家具の底面と床面を接着させる。

・ポール式器具(突っ張り棒)
ネジ止めすることなく、家具と天井の隙間に設置する。粘着マットやストッパーとの組み合わせで強度が高くなる。

・着脱式移動防止ベルト
壁とキャスター付き家具をつなげ、移動を防止する。

・チェーン
吊り下げ式照明器具などをチェーンやワイヤーなどで結ぶ。

・キャスター下皿
キャスターの下に置き、家具の移動を防止する。

・ストッパー式
家具の前下部にくさびを挟み込み、家具を壁側に傾斜させる。

・ガラス飛散防止フィルム
ガラス製の扉、窓などに貼るフィルム。割れた際の破片飛散を防ぐ。

●就寝時の対策

重い家具は頭のほうに置かない。近くに懐中電灯と、スリッパを置いておく。

【写真・画像】【熊本地震から8年】地震による負傷の3~5割は家具類の転倒など 今すぐ始める対策、「室内の備え」チェックリスト 3枚目

●「家でできる備え」のチェックリスト

□雨戸・シャッターを下ろす
□お風呂の水を満タンに
□飲料水(1日1人3Lを3日分が目安)
□非常食(3日分として、ご飯(アルファ米など)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど)
□モバイル充電器を満タンに
□トイレットペーパー、ティッシュペーパー
□マッチ、ろうそく、カセットコンロなど
□非常用持ち出し袋の準備
□ハザードマップの確認
□近くの避難所を確認

●「家の外の備え」のチェックリスト

□家の周りの側溝や排水口の掃除
□物干し竿や植木鉢をしまう
□車のガソリンを満タンに
□室外犬はなるべく家の中へ

(ABEMA NEWS)

【愛媛・高知で震度6弱】地震による負傷の3~5割は家具類の転倒など 就寝時は重い家具を頭のほうに置かない 「家の備え」チェックリスト

(出典 news.nicovideo.jp)

この地震に関する報告にはいくつかの重要な情報が含まれています。まず、震源地が四国地方、特に愛媛県宇和島市沖であることが示されています。震源の深さは約50キロメートルと比較的浅い部分に位置しており、地震のエネルギーが地表に近いため、地表で強い揺れが感じられた可能性があります。

また、この地震のマグニチュードが6.4と推定されています。マグニチュードは地震のエネルギー放出量を数値で表したもので、この値からは中規模から大規模な地震であることがうかがえます。マグニチュードが6.0以上の地震は、そのエネルギーにより広範囲にわたって強い揺れが生じることが一般的です。

愛媛県と高知県での震度は6弱と報告されており、これは日本の震度階級で「かなり強い揺れ」とされるレベルです。震度6弱の揺れは、立っていることが困難になり、家具が大きく動いたり倒れたりする可能性が高くなります。このレベルの揺れでは、建物にも損傷が出ることがあり、特に古い建築や耐震性の低い建物では大きな被害が発生することがあります。

今回の地震による津波の心配がないとのことですが、これは地震の発生メカニズムや震源地が津波を引き起こす条件を満たしていないためです。津波は一般に海底での大規模な地殻変動が原因で発生しますが、今回の地震ではそのような条件がなかった、または海底での変動が小規模であったと推測されます。

この地震による具体的な被害状況や、今後の余震に関する情報は引き続き注意深く確認する必要があります。地震直後は余震が発生する可能性が高く、特に強い初期の余震はさらなる被害をもたらすことがあります。地域の公式な災害対策部門や気象情報からの指示に従い、安全を最優先に行動することが求められます。

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