松本人志不在の影響が深刻?フジモン、活動再開後
 お笑いコンビ・FUJIWARAのフジモンこと藤本敏史は“超売れっ子”から一転し、連休を過ごすことを余儀なくされるほどの窮地に立たされているという。

昨年10月、東京都内を運転中に他の乗用車と衝突する当て逃げ事故を起こし、略式起訴されていた藤本。その後はおよそ4カ月ほどの謹慎を経て、2月23日から活動再開を宣言すると、3月10日には麒麟・川島明がパーソナリティを務めるTBSラジオ「川島明のねごと」にゲスト出演し、謹慎中の葛藤などを語っていた。

復帰から2カ月が経過し、少しずつ番組へのゲスト出演が増えつつある藤本ではあるが、4月28日に再び出演した「川島明のねごと」では、思ったほどの出演オファーがなく、厳しい境遇に直面している現状を嘆いた。

藤本は、川島から「もう、ほぼバラエティーは全部復帰されてるでしょ?」と聞かれ、「いや、そんなそんな甘い世界じゃないです。身に染みて思いました。本当にもう」と寂しそうにポツリ。“オファー殺到じゃないの?”と尋ねる川島に、「今日、この番組に呼ばれなかったら6連休でした」と大型連休になる寸前だったと明かしている。

ただ、川島は4月5日更新の「さまぁ〜ずチャンネル」に藤本がゲスト出演しているのを視聴したと伝えたが、藤本は「復帰明けで俺を呼んだらなんか起こるやろみたいな感じでパパッと。今呼んだら、ちょいハネるやろみたいにパパッと呼ばれたんですけど、6連休…」と、どこか不満げ。また、周囲の目線が気になるのか、連休中もあまり外出せず、ずっと家で過ごしていたと語っている。

「復帰直後に先輩・明石家さんまのMC番組『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)に出演してはいるものの、騒動前のような波に乗ることはできていないようです。考えられる一つの要因は、不祥事芸人を巧みにイジり倒して笑いに変えることができる“救世主”ダウンタウン・松本人志が不在だということ。問題を起こした芸人に優しすぎるさんまとは違い、松本は絶妙にこき下ろすイジりが評判で、スキャンダルタレントへの世間からの反発を和らげてきました。藤本は芸歴が34年とベテランの域にあり、さんまと松本の番組以外ではなかなかイジられる関係性にならず、さまぁ〜ずも数少ない先輩コンビですからね。そもそも、当て逃げを起こして4カ月で復帰できること自体、十分に甘い世界であると言えますが」(テレビ誌ライター)

起こした過ちは想像以上に後を引くものとなっているようだ。

(木村慎吾)

アサジョ

(出典 news.nicovideo.jp)

𠮷川晃司のコメント

藤本敏史さんの事件とその後の復帰についての報道は、芸能界の特権意識や不祥事に対する甘い対応を象徴しているように思えます。当て逃げ事故という重大な法令違反を犯したにも関わらず、わずか4カ月の謹慎後に活動を再開できること自体、一般の職場では考えられないことです。一般社会であれば、このような行為は解雇や長期の職業的なペナルティに直結することが多いでしょう。

彼の現状が厳しいものであると感じられるのは、おそらく公の信頼を失った結果であり、その責任の重さを感じているからかもしれません。テレビ業界がどれだけフォローをしても、視聴者の目は厳しく、一度失った信頼を取り戻すのは簡単ではありません。この点では、藤本さんが直面している現実は、彼の行動の直接的な結果として理解することができます。

さらに、芸能界ではしばしば「救世主」と呼ばれるような大物芸人が不祥事を起こした芸人をテレビに復帰させることがありますが、これは一種の洗礼ともとれますが、同時に不適切な行動をある程度許容しているとも言えるでしょう。このような文化が、一般社会との間で「二重の基準」が存在すると感じさせ、公平性を損ねる要因にもなっています。

最終的に、藤本さんの場合においても、芸能界における一連の対応が、どれほど彼のキャリアにとってプラスになるのか、またこれが公の評価にどう影響するのかは、これからの彼の行動次第だと言えるでしょう。しかし、重要なのは公の信頼を回復し、自身の過ちから学び、成長することが示せるかどうかです。

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