【映像】発砲され右耳を負傷→拳を上げながら避難する様子（実際の映像）
大統領選の激戦州ペンシルベニア州でトランプ氏が演説していた際、突然、銃の発砲音が複数鳴り響いた。トランプ氏はうずくまった後、警護担当者に支えられ立ち上がったが、右耳のあたりから出血している様子が見受けられた。その後、トランプ氏は拳を振り上げ、自ら歩いて車に乗り込んだ。
トランプ氏は搬送された病院から「右耳の上部を貫通する銃弾を受けた」とSNSに投稿している。CNNによると、ほかに集会参加者の1人が死亡し、2人が重体。 また、シークレットサービスが容疑者1人を射殺したという。FBIなどはトランプ氏に対する暗殺未遂事件として捜査している。
この事件を受けて政治ジャーナリストの青山和弘氏は「右耳の上部を撃たれたということは、 数センチずれていたら頭に当たっていた。亡くなっていた可能性も十分あるという事件で、とんでもない 殺人未遂事件であることは間違いない」とコメント。
「中に入るにはもちろん金属探知機もあり、何時間も前に入っていないといけないなど、極めて厳しい。今回の情報によると、会場の外の屋上からライフルで撃ったということだが、周辺も当然このクリアランスをやる。それを掻い潜って、なぜこういうことができたのかということが1つ。また、アメリカ大統領選がバイデン氏の体調の問題なども含めて非常に荒れているが、暴力で言論を封じることは民主主義の破壊だから、選挙戦にも今後影響を与える。どういう影響があるかは別だが、いずれにしても選挙を歪めてしまう、民主主義を歪めてしまう。本当にあってはならないことだ」（青山和弘氏）
元衆議院議員の宮崎謙介氏は「この犯人がどういうつもりで事件を起こしたのかわからないが、おそらくは反トランプ側の人。こうこう事件が起きると、確実にトランプ側に勢いがついてくる。逆効果なのに、なぜこういうことをするのかと思う」との見方を示した。
（『ABEMA的ニュースショー』より）
(出典 YouTube)
この記事では、アメリカのトランプ前大統領が演説中に発生した発砲事件について報じています。事件はペンシルベニア州で起き、トランプ氏が右耳の上部を貫通する銃弾を受けましたが、自ら車に乗り込み避難したとされています。また、集会参加者の1人が死亡し、2人が重体となり、容疑者はシークレットサービスによって射殺されました。FBIは暗殺未遂事件として捜査を進めています。
政治ジャーナリストの青山和弘氏は、この事件がトランプ氏に対する重大な殺人未遂事件であり、数センチずれていたら命に関わる可能性があったと指摘しています。事件の発生場所や手口からして、警備体制が厳重にもかかわらず実行されたことに対して疑問を呈し、アメリカ大統領選への影響についても言及しています。青山氏は、暴力による言論の封殺は民主主義の破壊であり、選挙戦を歪めることになると述べています。
元衆議院議員の宮崎謙介氏は、この事件が反トランプ派によるものである可能性が高いとしつつ、その行為がトランプ側の勢いを増す結果を招くと指摘しています。事件の背景には政治的な意図があると見られますが、その行動が逆効果になる点について懐疑的な見方を示しています。
この事件は、アメリカの政治情勢に大きな波紋を広げる可能性があります。特に、大統領選が過熱する中での暴力事件は、選挙プロセスや民主主義に対する深刻な影響を与えると考えられます。暴力による言論の封殺はどのような理由であれ容認されるべきではなく、今回の事件が今後の政治的な動向にどのような影響を及ぼすか注視する必要があります。
