兵庫県知事斎藤氏に新たな告発!助手席蹴りやエレベーターハラスメント疑惑が浮上
幹部の悲劇的な死を招いた兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑だが、県職員4500人を対象に行われた調査アンケートの中間報告の中身が「エグい」と、世間に再び戦慄を与えている。
8月20日、「実際に見た」「見た人から聞いた」など職員の4割が斎藤知事のパワハラを認めたことについては、知事自身は「現時点で詳細な内容を承知していないので、コメントは差し控えたい」と話したが、この問題をワイドショーなどがこぞって取り上げた。
同日放送の「ゴゴスマ -GO GO!Smile!-」(TBS系)では、知事のパワハラ場面に遭遇した人数、企業・自治体から贈答品を知事が受け取ったことを知っている人数、阪神・オリックスの優勝パレードに関する疑惑などについて、「知っている」「知っている人から聞いた」など、アンケートの回答項目に沿って事細かく解説した。
問題によっては認めた人は10%前後と、さすがに職員へのパワハラと同じレベルではなかったものの、コメンテーターからは知事を担ぎ上げた人たち、事実を言えない人たちがいることを考慮しなければならないなどの意見が交わされた。
そんな中、スタジオ出演者や視聴者を一斉に驚かせたのが、アンケート協力者が「自由記述欄」で告発した斎藤知事の新たな暴君エピソードだ。週刊誌記者が説明する。
「視察先でエレベーターに乗ろうとして扉が閉まってしまった。すると乗り損ねたことに激高して『お前はエレベーターのボタンも押せないのか』と部下に対してキレる。公用車で移動中に到着予定時刻に遅れそうになると、同乗者を叱責しながら助手席を蹴り上げる。気に入らないことには『暴言』『無視』『舌打ち』『机を叩く』などは当たり前、知事が出席する行事にマスコミがいないと激怒し、とにかく歩かされたり待たされたりすると不機嫌になる…。そんなふうに一事が万事、手の施しようがないというわけです。それらの行為から『暴君』と呼ばれていたと新たに告発されたようですが、確かに事例を並べられると頷くしかありません」
同様のパワハラ疑惑については、訪問施設の20メートル手前で車から降ろされた知事が職員を叱責していたことを元兵庫県民局長が6月に明かしている。つまり、その日だけではなかったということだ。
まさに地獄の様相を呈する兵庫県政の内幕。百条委員会には200名が全面協力すると答えた今回のアンケートを受け、斎藤知事自身が発した「嘘八百」「事実無根」から始まった前代未聞の県政パワハラ騒動は決着がつくのだろうか。
(田村元希)
この記事で取り上げられている斎藤知事のパワハラ疑惑は、非常に深刻な問題として捉えるべきです。県職員4500人を対象としたアンケートの中間報告で、約4割がパワハラの存在を認めたという事実は、斎藤知事のリーダーシップに大きな疑念を抱かせます。知事自身は「詳細な内容を承知していない」としてコメントを避けていますが、このような疑惑がこれほど多くの人々によって指摘されていること自体が、彼の責任逃れや無責任な姿勢を浮き彫りにしています。
さらに、エレベーターのボタンが押されなかったことに激怒し、部下に対して理不尽な叱責を行うなど、具体的なエピソードが次々と明らかにされており、その暴君ぶりが露呈しています。このような行動は、公共の職にある者として決して許されるべきではなく、知事としての資質を大いに問われるべきです。
また、知事が贈答品を受け取ったことや、阪神・オリックスの優勝パレードに関する疑惑についても、問題が表面化しています。これらは単なる「誤解」や「事実無根」として片付けられるものではなく、知事としての倫理観や公務員としての信頼性が問われています。
このような状況下で、兵庫県の県政が地獄のような状態に陥っていることは容易に想像できます。斎藤知事は、自身の行動を省みることなく、パワハラ疑惑を軽視し続けるのではなく、真摯に問題に向き合い、適切な対応を取るべきです。さもなければ、彼のリーダーシップは完全に失墜し、県政の信頼回復は遠のくばかりです。
結論として、斎藤知事のパワハラ疑惑は軽視できないものであり、県民のためにも厳しく追及されるべきです。知事としての責任を果たすために、彼は自らの行動を正し、再発防止策を講じる必要があります。