「殺すよ」と3~4回
市教委によると、教諭は陸上部の顧問で、昨年9月~10月にかけて駅伝の練習を実施。
その際、生徒15人に対して「けがをしたり、インフルエンザにかかったりしたら殺すよ」と発言した。
(画像:イメージ)
また、同様の発言を3回~4回しており、すべて「殺すよ」というワードが含まれていた。
匿名の通報で発覚
なお、教諭は自治体対抗・中学駅伝大会の指導役も務めている。
1月19日の選抜チーム練習中にも、教諭が「けがをしたら殺すよ」と発言。
(画像:イメージ)
生徒7人がこの発言を聞いていた。
7人の中には、教諭が顧問を務める中学校以外の生徒が含まれている。
特にその生徒たちが、「殺すよ」発言に驚いたという。
その後、教委に匿名の通報があり、事実関係を調査したところ具体的な経緯が判明。
教諭が生徒に謝罪
校長が教諭に対して、厳重注意をした。
生徒に対しては「不快な思いをさせて申し訳ない」と、教諭が謝罪。
教諭は、聞き取りに「体調を万全にして臨んでほしいとの思いからだった。生徒との関係性が出来ていると過信していた」などと語った。
(画像:宇都宮市役所)
教委の担当者は、トレンドニュースキャスターの取材に「どういう状況であっても、教諭が生徒に『殺す』という言葉を発することは許されない」。
また「二度と同じようなことが起きないように、教諭を指導したい」と話した。
教育者としての資質が問われる問題発言
今回の件は、教育現場において決して許されるべきではない言葉の暴力の典型例だ。指導の一環だったと弁明しているが、「殺すよ」という表現がいかなる状況でも正当化されることはない。特に、成長段階にある中学生に対してこのような言葉を投げかけることは、教育者としての自覚の欠如としか言いようがない。
さらに問題なのは、発言が一度ではなく、複数回にわたって繰り返されていた点だ。これは単なる失言ではなく、指導の手法として根付いていた可能性がある。生徒との関係性を「過信していた」とのことだが、仮に普段から親しみを持って接していたとしても、暴言が許されるわけではない。特に、他校の生徒が聞いて驚いたという点からも、この発言がいかに異常だったかが分かる。
また、学校側の対応も甘いと言わざるを得ない。厳重注意と謝罪だけで済ませるのではなく、再発防止策を講じるべきだ。こうした問題が表面化するたびに、「指導を徹底する」と繰り返されるが、実際に同様の問題が後を絶たないのが現実だ。
教育現場での体罰や暴言は、時代とともに厳しく批判されるようになっているが、未だに「指導の一環」として認識している教員がいることは大きな問題だ。学校現場の意識改革が求められるとともに、教育委員会は形だけの注意に終わらず、厳格な処分や研修の強化を進めるべきだろう。
<このニュースへのネットの反応>
殺人予告に対して軽い謝罪ですむ世界
まともな企業なら厳重注意は通過儀礼で処分は別。良くて減俸、最悪懲戒解雇ですが? あ、教職はまともじゃなかったですね、すみませんw
生徒と教師との仲が軽口叩けるくらい良くても命令できる立場である事は忘れちゃいけないんじゃ
脅迫だし警察入れろよ
そんな直接的な発言はだめだよ。やらなきゃ意味ないよ?ならセーフらしいよ?
本性は隠せないよ。また同じ事を繰り返すだろう。教員不足が深刻なのは理解するが生徒に悪影響だ。こんなアホな教員に教わってることが生徒の恥になる
チクられない関係性ができてると思ったか。他校の生徒と関係性もクソも無いだろうに
手段と目的がおかしいというか語彙力というか...アタマ昭和というか
中国語で考えて日本語で発言した感じかな?結構使うんだよね中国語だと。
これから春節?でアホみたいにリスクもった連中が来るし当人がインフルに罹る可能性は全然あるんだが。
「●●との関係性が出来ていると過信していた」どこかで聞いた言葉ですね。全柔連の関係者かな?