メルカリで相次ぐ“盗難被害”報告、『運営が対応してくれない』怒りの声と公式見解

メルカリで相次ぐ“盗難被害”報告、『運営が対応してくれない』怒りの声と公式見解

当記事では、X社が定める「ユーザーの権利およびコンテンツに対する権利の許諾」に基づいてポストを利用しています。

【画像】一部が盗まれて戻ってきた商品

 フリマアプリ「メルカリ」についてX(Twitter)では現在、“盗難被害”にあったという報告が相次いで投稿され、拡散されています。これを受けてねとらぼ編集部では、メルカリに見解や今後の対応、対策を聞きました。

相次ぐ“盗難被害”報告

 Xでは、「発送した商品を返品されたが、中身が抜かれて戻された」事例や、「壊れていると言われ、返品されたものは部品が抜かれていた」事例など、メルカリ上での盗難被害の報告が相次いでいます。

 併せて、被害報告をしているユーザーのほとんどが「運営は対応に応じてくれなかった」「事務局に連絡したのに野放しだった」という旨を投稿しています。

メルカリからの回答

 SNS上での複数の報告を受け、メルカリに見解や今後の対応、対策についての質問を送ったところ、「個別の出品物に対する受け止めや対応方針等については、本件に関わらずコメントは差し控えさせていただいております」と回答。

 続けて「本件のような事例を含め、メルカリでは、メルカリガイド上に迷惑行為を定めています」とし、「お客さまが安心してサービスを利用できるよう、社内にカスタマーサービス体制を整備し、365日24時間体制で対応を行っております」と、現在の体制について回答がありました。

 さらに、「当社の利用規約に違反する商品の自動検知システム及び目視により出品や取引を常時監視し、トラブルの防止に努めております」としています。

 また、迷惑行為を確認した場合、「警告を行う、一定期間の利用制限または無期限の利用制限を行う、などの対応を実施しております」とし、「万が一トラブルに遭われてお客さま同士での解決に至らない場合などは、返品・補償の対応を行い、お客さまに安心してご利用いただく取り組みも推進しています」とのことでした。

最近発生しているメルカリでの問題と批判のまとめ

1. 発生している問題

メルカリでは以下のようなトラブル事例が報告されています:

  • 中身が抜かれて返品された
    • 発送した商品が返品された際、中身が抜かれていたという被害報告。例えば、箱入りの高額商品が返品されたが、実際には中身が空だったというケース。
  • 部品が抜かれて返品された
    • 商品が「壊れている」として返品された際、実際には部品が抜き取られていたという事例。機械や電化製品など、パーツが一部欠けた状態で戻されたとのこと。
  • 返品トラブルの拡大
    • 返品された商品がそもそも購入された商品とは異なるものだったり、著しく破損している状態で戻ってきたというケースも報告されています。

2. 利用者からの批判

SNS上では、以下のような批判や不満の声が広がっています:

  • 運営の対応が不十分

    • 被害を報告しても、メルカリ事務局が「解決は購入者と出品者間で行うべき」として対応しないケースが多いという不満。
    • 問題のある購入者や返品者がそのまま放置されているという指摘。
  • 利用者同士のトラブルに丸投げ

    • 運営がトラブル対応を出品者と購入者の間に押し付け、明確な補償や仲裁がないとの声。
  • 監視体制への疑問

    • メルカリが「迷惑行為を監視している」としている一方で、不正行為が横行している現状に、利用者から監視体制の効果を疑問視する声が多数。

3. 批判の背景と拡大する不安

  • 信頼性の低下
    • 運営の対応の遅さや曖昧さが、メルカリ全体の信頼性を損ねているとの指摘。特に高額商品を扱う際、返品リスクを恐れる出品者が増加。
  • 返品制度の悪用
    • 返品を悪用し、購入者側が不正に商品を手に入れるケースが増加しているとされる。
  • 補償制度の不備
    • 被害を受けた出品者への補償が不十分、もしくはないことへの批判。

4. 運営の見解と対応

  • メルカリは「返品トラブルや迷惑行為を確認した場合は、警告や利用制限を行う」としているが、具体的な事例への対処や対応状況については明らかにしていない。
  • また、カスタマーサポート体制を強化していると説明しているが、利用者からはその実効性について疑問視する声が多い。

5. 再発防止策の必要性

これらのトラブルを受け、以下の改善が求められています:

  • 透明で迅速な対応
    被害を受けた利用者への適切な補償と、トラブル発生時の迅速な対応。

  • 返品ルールの厳格化

    • 返品可能条件の見直しや、返品手続きをより透明化する仕組みの導入。
  • 問題ユーザーの徹底排除

    • 迷惑行為が確認されたアカウントの早期対応や永久利用停止。

メルカリの現状は、利便性が高い一方で、トラブルの多発が利用者の不信感を招いています。安心して利用できるプラットフォームの再構築が急務と言えるでしょう。


フリマアプリの利用で被害相次ぐ(出典:FNN プライムオンライン)

(出典 news.nicovideo.jp)

𠮷川晃司のコメント

メルカリでの「盗難被害」に関する報告がSNSで相次ぎ、利用者からの不満が高まっている状況は、プラットフォームの信頼性に大きな影響を及ぼす懸念があります。「中身が抜かれて返品された」「部品が取り外されていた」といったトラブルは、利用者にとって大きな不安を抱かせるものであり、適切な対応が求められます。

しかし、メルカリの今回の回答は、具体的な被害事例についてのコメントを控えるという内容にとどまり、多くの利用者が求める透明性や即時対応の姿勢が見られない点が課題に感じられます。カスタマーサポート体制や迷惑行為への対応を強調する一方で、実際の被害者からは「運営の対応が不十分」という声が上がっており、言葉と現実のギャップが浮き彫りになっています。

メルカリのような大規模なフリマアプリは、利用者が安心して取引できる環境を提供することが最重要です。運営側には、被害事例への迅速かつ透明な対応を行い、利用者からの信頼を取り戻すための具体的な行動を期待します。特に、被害者の声にしっかりと耳を傾け、適切な補償や再発防止策を示すことが必要不可欠です。

<このニュースへのネットの反応>

社会問題化してる転売ヤーを放置してるような運Aなんぞに期待しちゃダメでしょ、ノークレームノーリターンとか開けた形跡があれば返却受取拒否みたいな自衛策するしかないね。

結局今も昔と同じ闇市なんだよな。気軽さが受けてるだけで、個人的には絶対使いたくないサービスの一つ。言葉悪いけど、あんなサービス使う方がどうかしてる。

安心してご利用できるまでメルカリの利用は控えておくね^^

集団訴訟起こせばいいんじゃないかな?

出品者側の自作自演の可能性もあるからなぁ

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