吉野家、ヘルシーなダチョウ肉を使ったオーストリッチ丼を6万食限定販売!モモ肉とヒレ肉のローストビーフ風丼
吉野家は8月28日11時から、「クッキング&コンフォート」スタイルの約400店舗で、ダチョウのモモ肉とヒレ肉をローストビーフ風に仕立てた「オーストリッチ丼」にガラスープを添えて提供する。合計約6万食の数量限定で、なくなり次第販売終了となる。
ダチョウ肉にはホースラディッシュの醤油たれとサワークリームのホワイトソース、玉子の黄身を添えている。特にクセやくさみがなく、一枚一枚に厚みがあって、ジューシィな赤み肉ならではのうまさを味わえるという。
●吉野家ホールディングスが展開するオーストリッチ(ダチョウ)に関する事業
吉野家ホールディングスは、同日オーストリッチ(ダチョウ)に関する事業を開始。今後、食・健康に加えて美容の面で取り組んでいくとしており、ダチョウの飼育、研究、商品開発・販売を行う100%子会社のSPEEDIA(スピーディア)で展開。食糧の種類の集中化を防ぎ多様な食糧によって健康を維持するための研究を進めていくとしている。
今回の「オーストリッチ丼」のほかにも、研究結果を生かし美容効果が期待できるオーストリッチオイルを配合したスキンケア商品「グラマラスブースターオイル」などの販売も進めている。
吉野家が牛豚鶏以外の肉を使用するのは今回が初めて。吉野家にとってSPEEDIAのオーストリッチミートは“第4の肉”との位置づけで、今後もダチョウを使用した商品開発を行い、オンライン通販での商品販売も検討していくとしている。
吉野家が新たにダチョウ肉を使用した「オーストリッチ丼」を6万食限定で販売するというニュースは、確かに興味深いものです。しかし、個人的にはその価格設定が少し高く、どれだけの需要があるのか疑問に思います。牛肉や豚肉と比べてダチョウ肉は日本の消費者にはあまり馴染みがなく、購入のハードルが高いかもしれません。ダチョウ肉のヘルシーさや珍しさは魅力的ですが、その価値が消費者にどれだけ伝わるかが成功の鍵となるでしょう。また、吉野家がこれまで培ってきた「手軽でリーズナブルな食事」というブランドイメージとは少し離れている印象を受けます。この新商品の販売が、従来の顧客層の興味を引きつけるのか、それとも新たな顧客層を開拓できるのか、今後の反応が気になるところです。