令和6年 台風第10号の最新情報(31日0時)

令和6年 台風第10号に関する情報

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令和6年 台風第10号に関する情報 第143号
令和6年8月30日23時13分 気象庁発表

台風第10号は、9月1日にかけて西日本を東へ進む見込みです。引き続き、
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。また、西日本と東日本では、31日にかけて線状降水帯が発生して大雨災
害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

[気象概況]
台風第10号は、30日21時には四国中央市付近にあって、1時間におよそ20キロの速さで東へ進んでいます。中心の気圧は996ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心から半径330キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
西日本では、台風本体の発達した雨雲により、非常に激しい雨の降っている所があります。また、台風本体から離れた東日本でも、台風周辺や太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、太平洋側の地域を中心に、断続的に雷を伴った激しい雨の降っている所があります。西日本や東日本では、これまでの記録的な大雨により、地盤が緩んでいる所や増水している河川があり、土砂災害、洪水災害の危険度が高くなっている所があります。
台風は、9月1日にかけて西日本を東へ進む見込みです。西日本や東日本では、台風周辺や太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込むため、
引き続き、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。

[雨の予想]
西日本や東日本では31日にかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。また、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。その後も、断続的に激しい雨や非常に激しい雨が降るおそれがあり、9月2日頃にかけて総雨量がさらに多くなる所があるでしょう。
31日0時から9月1日0時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東甲信地方 150ミリ
北陸地方   120ミリ
東海地方   400ミリ
近畿地方   300ミリ
中国地方   120ミリ
四国地方   150ミリ
その後、9月1日0時から2日0時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東甲信地方 200ミリ
北陸地方   120ミリ
東海地方   400ミリ
近畿地方   300ミリ
四国地方   100ミリ
その後、2日0時から3日0時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東甲信地方 150ミリ
北陸地方   100ミリ
東海地方   200ミリ

線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は、
近畿地方
滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県 引き続き、31日午前中にかけて
東海地方
岐阜県、静岡県、愛知県、三重県 引き続き、31日午前中にかけて
です。

[風の予想]
西日本や東日本では31日にかけて強い風が吹く所があるでしょう。
31日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
東海地方   16メートル(25メートル)
近畿地方   18メートル(25メートル)
中国地方   15メートル(25メートル)
四国地方   18メートル(25メートル)
九州北部地方 15メートル(25メートル)
九州南部   15メートル(25メートル)

[波の予想]
西日本や東日本では31日にかけて、うねりを伴ってしける所があるでしょう。
31日に予想される波の高さ
東海地方    4メートル うねりを伴う
近畿地方    5メートル うねりを伴う
四国地方    5メートル うねりを伴う

[防災事項]
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲
の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
強風や高波、高潮にも注意してください。

令和6年 台風第10号に関する情報

(出典 news.nicovideo.jp)

𠮷川晃司のコメント

この記事を読むと、台風10号の影響による大雨とその危険性について非常に深刻な警戒が必要であることがわかります。特に、西日本と東日本では線状降水帯が発生し、大雨災害のリスクが急激に高まる可能性があるため、注意が必要です。すでに地盤が緩んでいる地域や河川の増水が見られる場所では、土砂災害や洪水の危険が非常に高く、さらなる大雨が災害を引き起こす可能性があります。

住民の皆様には、最新の気象情報を常に確認し、避難勧告や指示が出た場合には速やかに行動することを強くお勧めします。また、低い土地の浸水や河川の氾濫に備えて、身の安全を確保するための準備を怠らないようにしましょう。特に、夜間の避難は視界が悪く危険が伴うため、明るいうちに安全な場所に移動することが重要です。

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