セックスレス当事者400人に聞く、配偶者の性風俗利用の許容範囲は？驚きの結果が判明
既婚者マッチングアプリ「Healmate（ヒールメイト）」を運営するレゾンデートル（東京都新宿区）が、既婚男女を対象とした「夫婦のセックスレスに関する実態調査2024」を実施。その結果を発表しました。
「セックスしないまま一生を終える人も多いかもしれません」
調査は2024年1月30日から2月3日、7月22日から同月26日、全国の20〜59歳の「夫婦間レス」当事者の男女を対象に、インターネットリサーチで実施。計400人（男女各200人）から有効回答を得ています。なお、同調査におけるセックスレスの定義は「本人がセックスレスと捉えていること」としています。
全回答者に「もし配偶者（パートナー）が浮気・不倫をしたら許すか」について聞いたところ、全体の45.8％が「許さない」と回答しました。一方、「許す」は12.3％、「仕方ない」は19.3％となり、“許容派”の合計は31.6％となる結果に。「許さない」よりもかなり低い割合であることから、レス当事者の生々しい心理と実態がうかがえます。同社は「これが拒否されている側（レスられ妻・レスられ夫）からの回答ならば分かりますが、拒否している側ならばかなり酷な話かもしれません」と分析しています。
「浮気・不倫」の許容度を男女別に比較すると、「許さない」と回答した男性が38.5％だったのに対し、女性は53.0％と大きく上回る結果となりました。
「レスなのに配偶者の浮気・不倫を許さないのはなぜか」についても聞いたところ、「浮気・不倫はいけないことだから」と倫理観を理由にする回答が多く、男女とも6割を超える結果に。特に女性は7割に近い割合となっています。
また、全回答者に「配偶者が性風俗を利用するのを許すか」（女性の場合は「女性用風俗（女風）」の利用を想定）について聞くと、男性の33.0％、女性の48.0％が「許さない」と回答。女性においては、20代・30代・40代・50代の全てで「許さない」が40％を超えており、許容度の低さがうかがえる結果となっています。
調査結果を受けて、同社は「多くの既婚男女の心理は、『夫婦がレス状態にあっても配偶者が他の異性に接触するのを許したくない』というものでした」「夫婦間レスを克服するのは難しく、長期化し、多くの当事者が解決を諦めています。すると、他の異性との関係を許容しない状態は、『一生誰ともセックスするな』と言うのに等しいものです。隠れて浮気や不倫をするか、性風俗を利用することがさらに常態化するでしょうし、実際にセックスしないまま一生を終える人も多いかもしれません」とコメントを寄せています。
レス状態の夫婦における性風俗利用の“許容”について、あなたはどう思いますか？
オトナンサー編集部
この記事の調査結果から、男性として「セックスレスで性風俗もなし」という状況は非常に厳しいと感じる方が多いのではないかと思います。夫婦間でセックスがないだけでなく、他の手段も許されないとなれば、欲求不満が蓄積し、精神的にもストレスを感じる人が少なくないはずです。
特に、性欲が強い方やパートナーとのスキンシップを求めている方にとって、性風俗も許されないとなると、「生理的なニーズをどうやって解消すればいいのか」というジレンマに直面します。倫理的に浮気や不倫は当然許されないと考える一方で、性欲を健全に発散する手段として性風俗があるはずです。それすらも許容されないとなると、性的な欲求不満が長期化し、夫婦間の溝がさらに深まる可能性があります。
レス状態が長く続き、解決策が見つからない場合、男性としては「浮気も不倫もしない、でも性風俗もダメ」というのは、あまりにも厳しい条件です。この状況では、「一生、誰ともセックスするな」と言われているように感じてしまうのも無理はないでしょう。
現実的に、夫婦間で性欲の差がある場合や、体調や精神的な問題でパートナーがセックスを拒否している場合、性風俗は一つの選択肢として考えられるべきです。パートナーとの絆や信頼を大事にしつつ、性風俗利用を解放的に捉えることが、夫婦間のストレス軽減や問題解決につながるかもしれません。
