松本人志が不在のダウンタウン番組、視聴率が1年前と比べてどれくらい下がったのか?

松本人志が不在のダウンタウン番組、視聴率が1年前と比べてどれくらい下がったのか?

 ダウンタウン・松本人志の動きが活発化している。といっても、それはX上でのことだ。7月14日に〈ポスト、リポスト普通にしょうと思ってます。当たり前の権利やし〉と書き込んだ後、怒涛の連続投稿。さまぁ~ず・三村マサカズから〈普通に飲みましょう〉というリプライに〈了解です〉とすぐさま答えたり、Xに「おすすめ」として流れて来るのがネコの映像ばかりだと嘆いたり、はたまたユーザーに「おススメの映画」を質問するなど、およそ活動自粛中とは思えないほど、積極的に活動している。

「週刊文春」で女性への性行為強要を報じられ、同誌を発行する文藝春秋らを相手として損害賠償請求訴訟に注力するべく、今年1月からテレビ界から姿を消している松本。ファンからはいまだに復帰のラブコールが絶えないが、松本不在のダウンタウンの番組の視聴率はどうなのだろうか。

 結果は「変わっていない」だった。例えば7月25日の「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)の個人視聴率は3.7%(ビデオリサーチ調べ、関東。以下同)。7月11日の同番組は3.2%、4日は3.1%と、いずれも3%台が続いている。

 では松本がいた頃はどうだったか。ほぼ同時期、昨年8月3日の「DX」は個人3.2%、同じく8月10日は3.7%と、同じ3%台だ。安定と言ってしまえばそれまでかもしれないが、つまりは松本がいてもいなくても、数字は関係なかった、ということになる。

 それでは「酒のツマミになる話」(旧「人志松本の酒のツマミになる話」フジテレビ系)はどうかといえば、7月26日は個人2.6%、7月19日が2.4%だった。今度は2年前、2022年の同時期の視聴率を見てみると、7月1日は3.9%、8月19日が3.7%で、こちらは松本がMCだった頃の方が高い。

 代役として千鳥・大悟が初めて担当した今年2月9日の個人視聴率は、3.0%だった。大悟の仕切りぶりは、MCをしながらも自ら他のゲストの話に絡んでいくプレイングマネージャーのようで好評ながら、若干、毒気を抜いている印象があろう。

 番組によって視聴意欲が違うというのだろうか。とはいえ、やはり松本のファンとて、いつまでも高い熱量で待ってはいられないだろう。

「こうした人気商売は定期的にテレビに露出していないと、おのずと存在感は薄れていってしまうもの。『松ちゃんがいなくても成り立つ』という空気がさらに広がれば、もし仮に戻って来たとしても、どこまで歓迎できるのか。どんどんブランクができればできるほど、瞬発力や対応力が目に見えて落ちてしまうものですし」(放送作家)

 はたしてどうなっていくのだろうか。

(谷口均)

アサ芸プラス

(出典 news.nicovideo.jp)

松本氏がテレビから姿を消している間、X(旧Twitter)上での積極的な活動は、彼の過去の功績や影響力に頼る一方で、実際のテレビ視聴率にはほとんど影響を与えていないことが明らかになりました。特に、彼が不在でも視聴率が変わらない番組がある一方で、松本氏がMCを務めていた頃の方が視聴率が高かった番組も存在しますが、これだけで彼の存在が不可欠であるとは言えません。

さらに、彼のSNS上での活動が「活動自粛中」とは言い難い積極的なものである一方で、テレビへの復帰が遅れているのは、彼の判断力や対応力が鈍っているのではないかという懸念を生じさせます。視聴者の期待は次第に薄れていく中で、松本氏が再びテレビに戻ったとしても、その影響力や瞬発力がかつてのように発揮されるかは疑問です。

人気商売において、定期的なテレビ露出がなければ存在感が薄れていくのは避けられない現実です。松本氏が再びテレビで輝きを取り戻すには、ただ戻ってくるだけでは不十分であり、新たな戦略やアプローチが求められるでしょう。現状のままでは、彼のカリスマ性や存在感は過去の栄光に埋もれてしまう可能性があります。

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