英紙ガーディアンが『Xは有害』と記事投稿を停止、マスク氏が批判『彼らは下劣』
イギリスの有力紙「ガーディアン」は11月13日(現地時間)、Xへの記事の投稿を停止すると発表した。「Xに記事を掲載するメリットより、デメリットが上回る」などと理由を説明した。
ガーディアンは、Xについて「極右の陰謀論や人種差別など、不穏なコンテンツが見られる」と指摘。「Xは有害なメディアプラットフォームであり、オーナーのイーロン・マスク氏が政治的な言説を形成するのに利用していると、アメリカの大統領選挙で露になった」(ガーディアン)としている。
ガーディアンのWeb記事には、これまでと同様、Xのポストなどを埋め込むこともあるという。Xユーザーも、ガーディアンの記事をシェアできるとしている。
これを受け、イーロン・マスク氏は「ガーディアンは手間のかかる、下劣なプロパガンダ機関だ」とXに投稿した。
イギリスの有力紙ガーディアンが、Xへの記事投稿を停止した決定は、メディアとSNSプラットフォームの関係性がますます問われる状況を象徴していると言えます。特に、ガーディアンが「Xは有害なメディアプラットフォーム」として極右の陰謀論や人種差別コンテンツの拡散を指摘している点は、現在のXの信頼性やプラットフォームとしての健全性に関する深刻な懸念を反映しているのでしょう。
イーロン・マスク氏が「下劣なプロパガンダ機関」と応じたこともまた、SNSプラットフォームの責任と自由がどこにあるべきかについての対立を強調しています。ガーディアンの決定が他のメディアにも影響を与える可能性がある中、SNSプラットフォームと報道機関の在り方がどのように変化するのか、今後の動向に注目が集まります。
<このニュースへのネットの反応>
既存メディアとしては言論の自由という自らのみに許された特権が侵害されるのがよほど腹に据えかねたと見える。無法地帯のXのほうが正義の振りした独裁よりいくらかマシだろう。
ツイッターの方が余計たちが悪いじゃん
どっちも有害
何を今さら。こんな感じで類が友を呼んじゃうのは昔からだろうに。
ツイッターというより言葉の暴力に法が無力なのが問題だよ。言葉の暴力も物理的暴力と等しく扱わないといけない。
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